2012年7月21日土曜日

―季節の考え方―

_季節は、その場所の気温や天候などを参考にする。また、直接
の季節ではなく、喜怒哀楽を「春は喜び」「夏は怒り」「秋は哀
しみ」「冬は楽しみ(苦しみ)」のように季節に当てはめて、感
情をもとに調べることもできる。
 なお、冬の楽しみ(苦しみ)は、雪に閉ざされたりして活動が
しにくいため、仕事ができないので楽になるのであって、経済的
には悪くなるので苦しみも含まれる。
 季節の変わり目は、前の季節も調べる。例えば冬から春の間な
ら、冬と春を調べて、その影響を考えて判断する。
 季節は「影」と「光」で考える。


―影と光の考え方―

 「影」は、隠れていて、ネガティブな状態。凹でも表記する。
一般的な易では「陽(|)」。
 「光」は、表面化して、ポジティブな状態。凸でも表記する。
一般的な易では「陰(¦)」。
 このように、「影」と「光」は、一般的な易のイメージとは違
うので注意してほしい。

  季節は「影」と「光」の組み合わせで以下のように決めている。
だから、自分で組み合わせを考えて悩む必要はなく、季節を選べ
ばいいだけだ。

                      天地人
春の晴れた日、突風………光影光 凸凹凸 +0
夏の曇った日、霧雨………光影影 凸凹凹 +2
夏の晴れた日、雷雨………光光影 凸凸凹 +3
秋の晴れた日、蒸発………光光光 凸凸凸 +1
秋の曇った日、木枯らし……影光光 凹凸凸 -0
冬の晴れた日、風雨………影光影 凹凸凹 -2
冬の曇った日、雪…………影影影 凹凹凹 -3
春の曇った日、凍結………影影光 凹凹凸 -1

 晴れた日は、ポジティブな影響が増す。
  春と秋は天が「光(凸)」の時。
  夏と冬は地が「光(凸)」の時。
 曇った日は、ネガティブな影響が増す。
  春と秋は天が「影(凹)」の時。
  夏と冬は地が「影(凹)」の時。
 晴れた日と曇った日は「昼と夜」「前半と後半」「表と裏」な
どと考えることもできる。

 循環は「母子父の決め方」で書いたものと同じ。

天が3 地が2 人が1
凸が「+」 凹が「-」
地と人を優先して計算する。
天と地が同じ記号なら割り算になる。

  天 地 人      天地人
 +3 - (2 + 1) = +0  凸凹凸
 +3 / (2 + 1) = +1  凸凸凸
 +3 - (2 - 1) = +2   凸凹凹
 +3 / (2 - 1) = +3   凸凸凹

 -3 + (2 + 1) = -0   凹凸凸
 -3 / (2 + 1) = -1   凹凹凸
 -3 + (2 - 1) = -2   凹凸凹
 -3 / (2 - 1) = -3    凹凹凹

 これを、太陽の黄経上の位置が0度(二十四節気の春分)を起
点として、季節を割り振る。
 春は+0と-1、秋は+1と-0で季節の変わり目となり、夏は+2と+3
で気温の上昇を示し、冬は-2と-3で気温の低下を示す。すると以
下のような配置とグラフになる。

    春  夏     秋    冬     春
  天 凸 凸 凸 凸 凹 凹 凹 凹
  地 凹 凹 凸 凸 凸 凸 凹 凹
  人 凸 凹 凹 凸 凸 凹 凹 凸
    +0  +2  +3  +1  -0   -2   -3   -1

+3 ↑          *
+2 ↑     *
+1 ↑                *
0 --*------*-------
 -1 ↓                                  *
 -2 ↓                        *
 -3 ↓                             *

 地は海とも解釈でき、海は地上の季節より1クール遅れる。
(地上が春の時、海中は冬)だから、地の凸と凹が二つ分ずれ
ている。


季節(光と影)の循環

   →光影光(凸凹凸)→光影影(凸凹凹)→
  ↑                         ↓
影影光(凹凹凸)            光光影(凸凸凹)
  ↑                         ↓
影影影(凹凹凹)            光光光(凸凸凸)
  ↑                         ↓
   ←影光影(凹凸凹)←影光光(凹凸凸)←


 この季節と母子父の組み合わせで綿密な判断をする。