2012年9月22日土曜日

6―光影光 入出入―凸凹凸 凹凸凹

 密着。
 強い風で服が身体にまとわりつく。
 2つの磁石がお互いに引き合う。
 性質の異なるものでも結合する。
 互いの性質をうまく利用すれば利益になる。
 0-2=-2:火曜日の午後***衝突する。敵味方の区別を
する。

¦|¦|¦| 水火既済(すいかきせい)

○易経の解釈

 既済(きせい)は既に済んでいる「後の祭り」ということで、
得るものは少ない。現状維持するしかない。最初は良いかもしれ
ないが、いずれ混乱する。

 初九は、行動を控え、慎重を期す。そうすれば災いは防げる。
 六二は、準備が整っていない。だからといって、あわてて取り
繕ってはいけない。我慢していれば得るものがある。
 九三は、望みが高すぎる。しかし、時間をかければ望みは叶う。
それには、未熟な者は遠ざけよ。
 六四は、あらゆる状況に対応できるように準備すること。何が
起きても不思議ではない。
 九五は、勝っておごり高ぶらず、謙虚にして、与えられた物だ
けで我慢すること。
 上六は、無理をしすぎている。危険な状態だ。

○易経の読み下し文

 既済(きせい)は、亨(とお)ること小なり。貞しきに利ろし。
初めは吉にして、終わりは乱る。

 初九は、その輪を曳(ひ)き、その尾を濡らす。咎なし。
 六二は、婦その茀(ふつ)を喪(うしな)う。逐うことなかれ。
七日にして得ん。
 九三は、高宗鬼方を伐つ。三年にしてこれに克つ。小人は用う
ることなかれ。
 六四は、繻(ぬ)るるに衣袽(いじょ)あり。終日戒(いまし)
む。
 九五は、東鄰の牛を殺すは、西鄰の禴祭(やくさい)して、ま
ことにその福を受くるにしかず。
 上六は、その首を濡らす。厲(あやう)し。

○易経の原文

 旣濟、亨小。利貞。初吉終亂。

 初九、曳其輪、濡其尾。无咎。
 六二、婦喪其茀。勿逐。七日得。
 九三、高宗伐鬼方。三年克之。小人勿用。
 六四、繻有衣袽。終日戒。
 九五、東鄰殺牛、不如西鄰之禴祭、實受其福。
 上六、濡其首。厲。