噴出。
火山が爆発し溶岩が噴き出る。
液体でも一点に力が集まれば強固になる。だがそれは長続きし
ない。
じっとがまんしていれば、いずれ落ち着く。
3+1=+4:木曜日の午前***固まって安定する。形が見
えてくる。
¦¦|¦¦¦ 雷地豫(らいちよ)
○易経の解釈
豫(よ)は前兆ということで、時代の変わり目や世代交代が起
きる可能性がある。
初六は、かけ声倒れになる。損失が大きい。
六二は、何事にも動じない。そして、あっけなく終わる。信念
を貫いて得るものがある。
六三は、用心深い。だから、好機を逃す。決断が遅ければ利益
は失われる。
九四は、行動する好機だ。実行すれば大いに得ることができる。
余計なことに惑わされず、集中すること。支援も得ることができ
る。
六五は、たびたび障害が発生する。しかし、そのたびに切り抜
ける。
上六は、未経験なことに直面している。そのつど修正していけ
ば、問題はない。
○易経の読み下し文
豫(よ)は、侯(きみ)を建て師(いくさ)を行(や)るに利
ろし。
初六は、鳴豫(めいよ)す。凶なり。
六二は、介(かた)きこと石のごとし。日を終えず。貞にして
吉なり。
六三は、盱豫(くよ)す。悔(く)ゆ。遅ければ悔いあり。
九四は、由豫(ゆうよ)す。大いに得ることあり。疑うことな
かれ。朋の盍(あい)、簪(あつ)まらん。
六五は、貞疾あり。恒(つね)に死せず。
上六は、冥豫(めいよ)す。成れるも渝(か)うることあれば、
咎なし。
○易経の原文
豫、利建侯行師。
初六、鳴豫。凶。
六二、介于石。不終日。貞吉。
六三、盱豫。悔。遲有悔。
九四、由豫。大有得。勿疑。朋盍簪。
六五、貞疾。恆不死。
上六、冥豫。成有渝、无咎。
2012年12月29日土曜日
2012年12月22日土曜日
19―光光影 出出入―凸凸凹 凸凸凹
活動。
雷は静電気をためて放電する。
エネルギーがたまっているのに使わなければ手におえなくなる。
有効に利用すれば利益になるが、間違うと損害が出る。また、
知識がいくらあっても使わなければ意味がない。
3+3=+6:土曜日の午前***揺れ動く。力を発揮する。
¦¦|¦¦| 震為雷(しんいらい)
○易経の解釈
震は、ひびきわたるということで、くまなく情報が行き渡る。
それは人々を動揺させる。また、感動させたり、楽しませたりも
する。情報は人の行動を左右するが、嘘もあるので鵜呑みにしな
いことだ。
初九は、情報は人々を動揺させる。また、感動させたり、楽し
ませたりもする。有益なものだ。
六二は、情報は疑わしい。しかし、たとえ損をしても情報を得
て、行動にいかしたほうがいい。損失を悔やむことはない。いず
れ利益は戻ってくる。
六三は、情報を聞いて我を忘れる。その情報を受け入れ、冷静
に対処することだ。
九四は、情報に惑わされて、行動ができなくなる。
六五は、情報に左右されて、何を信じていいか分からなくなる。
自らの意思を尊重して、決断することだ。
上六は、情報が多すぎて収集がつかない。色々な情報に目移り
がする。そのまま行動すれば災いがある。一旦、情報を遠ざけて、
別の視点で見れば、戸惑うことはない。その結果、重要な情報を
失ってもやむおえない。
○易経の読み下し文
震は、亨る。震の来るとき虩虩(げきげき)たり。笑言、啞啞
(あくあく)たり。震は百里を驚かせども、匕鬯(ひちょう)を
喪(うしな)わず。
初九は、震の来るとき虩虩たり。後には笑言、啞啞たり。吉な
り。
六二は、震の来るとき厲(あや)うし。億(はか)りて貝を喪
い、九陵に躋(のぼ)る。逐(お)うことなかれ。七日にして得
ん。
六三は、震いて蘇蘇(そそ)たり。震いて行けば眚(わざわい)
なし。
九四は、震いて遂に泥(なず)む。
六五は、震いて往くも来るも厲うし。意(はか)りて有事を喪
うことなかれ。
上六は、震いて索索(さくさく)たり。視ること矍矍(かくか
く)たり。征けば凶なり。震うことその躬(み)においてせず、
その隣においてすれば、咎なし。婚媾(こんこう)言あり。
○易経の原文
震、亨。震來虩虩。笑言啞啞。震驚百里、不喪匕鬯。
初九、震來虩虩。後笑言啞啞。吉。
六二、震來厲。億喪貝、躋于九陵。勿逐。七日得。
六三、震蘇蘇。震行无眚。
九四、震遂泥。
六五、震往來厲。億无喪有事。
上六、震索索。視矍矍。征凶。震不于其躬、于其鄰、无咎。
婚媾有言。
雷は静電気をためて放電する。
エネルギーがたまっているのに使わなければ手におえなくなる。
有効に利用すれば利益になるが、間違うと損害が出る。また、
知識がいくらあっても使わなければ意味がない。
3+3=+6:土曜日の午前***揺れ動く。力を発揮する。
¦¦|¦¦| 震為雷(しんいらい)
○易経の解釈
震は、ひびきわたるということで、くまなく情報が行き渡る。
それは人々を動揺させる。また、感動させたり、楽しませたりも
する。情報は人の行動を左右するが、嘘もあるので鵜呑みにしな
いことだ。
初九は、情報は人々を動揺させる。また、感動させたり、楽し
ませたりもする。有益なものだ。
六二は、情報は疑わしい。しかし、たとえ損をしても情報を得
て、行動にいかしたほうがいい。損失を悔やむことはない。いず
れ利益は戻ってくる。
六三は、情報を聞いて我を忘れる。その情報を受け入れ、冷静
に対処することだ。
九四は、情報に惑わされて、行動ができなくなる。
六五は、情報に左右されて、何を信じていいか分からなくなる。
自らの意思を尊重して、決断することだ。
上六は、情報が多すぎて収集がつかない。色々な情報に目移り
がする。そのまま行動すれば災いがある。一旦、情報を遠ざけて、
別の視点で見れば、戸惑うことはない。その結果、重要な情報を
失ってもやむおえない。
○易経の読み下し文
震は、亨る。震の来るとき虩虩(げきげき)たり。笑言、啞啞
(あくあく)たり。震は百里を驚かせども、匕鬯(ひちょう)を
喪(うしな)わず。
初九は、震の来るとき虩虩たり。後には笑言、啞啞たり。吉な
り。
六二は、震の来るとき厲(あや)うし。億(はか)りて貝を喪
い、九陵に躋(のぼ)る。逐(お)うことなかれ。七日にして得
ん。
六三は、震いて蘇蘇(そそ)たり。震いて行けば眚(わざわい)
なし。
九四は、震いて遂に泥(なず)む。
六五は、震いて往くも来るも厲うし。意(はか)りて有事を喪
うことなかれ。
上六は、震いて索索(さくさく)たり。視ること矍矍(かくか
く)たり。征けば凶なり。震うことその躬(み)においてせず、
その隣においてすれば、咎なし。婚媾(こんこう)言あり。
○易経の原文
震、亨。震來虩虩。笑言啞啞。震驚百里、不喪匕鬯。
初九、震來虩虩。後笑言啞啞。吉。
六二、震來厲。億喪貝、躋于九陵。勿逐。七日得。
六三、震蘇蘇。震行无眚。
九四、震遂泥。
六五、震往來厲。億无喪有事。
上六、震索索。視矍矍。征凶。震不于其躬、于其鄰、无咎。
婚媾有言。
2012年12月15日土曜日
18―光光影 出入入―凸凸凹 凸凹凹
略奪。
富めるものは奪われる。
物欲があるのは悪いことではないが、目立ち過ぎると恨まれる。
また、奪われたと思う心が貧しさを呼ぶ。
物は循環して役に立つので、いつまでも抱え込まない。
3+2=+5:金曜日の午前***集結する。力を貯めている。
¦¦|¦|| 雷沢帰妹(らいたくきまい)
○易経の解釈
帰妹(きまい)は目下が先に動くということで、先走った行動
は災いのもとだ。得るものはない。
初九は、目下には補佐役をつける。そうすれば、少しはましだ
ろう。役目はなしとげられる。
九二は、苦労は報われない。それでも不満を抑えていたほうが
いい。
六三は、目下には簡単な役目を与える。それを繰り返して経験
をさせ、補佐役にする。
九四は、目下の失敗には目をつむる。育てるのには時間がかか
るのだ。
六五は、目下に大役を与えよう。今は未熟に見えてもかまわな
い。いずれ大いに活躍するだろう。その経験から得るものがある。
上六は、役目が果たせず、経験も役に立たない。得るものはな
い。
○易経の読み下し文
帰妹(きまい)は、征けば凶なり。利ろしきところなし。
初九は、帰妹に娣(てい)をもってす。跛(あしなえ)能く履
む。征けば吉なり。
九二は、眇(すがめ)能く視る。幽人の貞に利ろし。
六三は、帰妹に須(しゅ)をもってす。反(かえ)り帰(とつ)
ぐに娣(てい)をもってす。
九四は、帰妹に期(とき)を愆(あやま)る。帰ぐを遅(ま)
つこと時あり。
六五は、帝乙(ていいつ)妹を帰がしむ。その君の袂(たもと)
は、その娣(てい)の袂の良きにしかず。月望に幾(ちか)し。
吉なり。
上六は、女、筐(かご)を承(う)けて実なく、士、羊を刲
(さ)くに血なし。利ろしきところなし。
○易経の原文
歸妹、征凶。无攸利。
初九、歸妹以娣。跛能履。征吉。
九二、眇能視。利幽人之貞。
六三、歸妹以須。反歸以娣。
九四、歸妹愆期。遲歸有時。
六五、帝乙歸妹。其君之袂、不如其娣之袂良。月幾望。吉。
上六、女承筐无實、士刲羊无血。无攸利。
富めるものは奪われる。
物欲があるのは悪いことではないが、目立ち過ぎると恨まれる。
また、奪われたと思う心が貧しさを呼ぶ。
物は循環して役に立つので、いつまでも抱え込まない。
3+2=+5:金曜日の午前***集結する。力を貯めている。
¦¦|¦|| 雷沢帰妹(らいたくきまい)
○易経の解釈
帰妹(きまい)は目下が先に動くということで、先走った行動
は災いのもとだ。得るものはない。
初九は、目下には補佐役をつける。そうすれば、少しはましだ
ろう。役目はなしとげられる。
九二は、苦労は報われない。それでも不満を抑えていたほうが
いい。
六三は、目下には簡単な役目を与える。それを繰り返して経験
をさせ、補佐役にする。
九四は、目下の失敗には目をつむる。育てるのには時間がかか
るのだ。
六五は、目下に大役を与えよう。今は未熟に見えてもかまわな
い。いずれ大いに活躍するだろう。その経験から得るものがある。
上六は、役目が果たせず、経験も役に立たない。得るものはな
い。
○易経の読み下し文
帰妹(きまい)は、征けば凶なり。利ろしきところなし。
初九は、帰妹に娣(てい)をもってす。跛(あしなえ)能く履
む。征けば吉なり。
九二は、眇(すがめ)能く視る。幽人の貞に利ろし。
六三は、帰妹に須(しゅ)をもってす。反(かえ)り帰(とつ)
ぐに娣(てい)をもってす。
九四は、帰妹に期(とき)を愆(あやま)る。帰ぐを遅(ま)
つこと時あり。
六五は、帝乙(ていいつ)妹を帰がしむ。その君の袂(たもと)
は、その娣(てい)の袂の良きにしかず。月望に幾(ちか)し。
吉なり。
上六は、女、筐(かご)を承(う)けて実なく、士、羊を刲
(さ)くに血なし。利ろしきところなし。
○易経の原文
歸妹、征凶。无攸利。
初九、歸妹以娣。跛能履。征吉。
九二、眇能視。利幽人之貞。
六三、歸妹以須。反歸以娣。
九四、歸妹愆期。遲歸有時。
六五、帝乙歸妹。其君之袂、不如其娣之袂良。月幾望。吉。
上六、女承筐无實、士刲羊无血。无攸利。
2012年12月8日土曜日
17―光光影 出入出―凸凸凹 凸凹凸
養育。
雷雨により植物がいきいきと成長していく。
やさしさだけでなく、時にはきびしさも必要。
傷つくことを恐れていては、困難な状況にでくわした時、対処
できない。
常に距離をおいてサポートする。
3+0=+3:水曜日の午前***流される。逆らえば傷つく。
¦¦|¦|¦ 雷水解(らいすいかい)
○易経の解釈
解は、ばらばらに引き裂かれるということで、安全な場所にい
ること。重要な用事がなければ外出はやめて退きかえしたほうが
いい。重要な用事があるのなら、速やかに片付けること。
初六は、まきぞえになることはない。
九二は、収穫があり、吉報もえられる。努力がみのる。
六三は、背伸びをして、恨みをかうようなことをしている。い
ずれ反発が起きる。
九四は、腐れ縁を断ち切り、出直して質素にする。そうすれば、
本当の親友が見つかる。
六五は、余分な物は分け与えれば、社会貢献できる。皆の信頼
を得られるだろう。
上六は、生命の危険など正当な理由があれば、他人の物を拝借
してもかまわない。それで利益を得ることも許される。
○易経の読み下し文
解は、西南に利ろし。往く所なければ、それ来り復(かえ)っ
て吉なり。往くところあれば、夙(はや)くして吉なり。
初六は、咎なし。
九二は、田(かり)して三狐を獲、黄矢を得たり。貞しければ
吉なり。
六三は、負い且つ乘り、寇(あだ)の至ることを致す。貞しけ
れども吝なり。
九四は、而(なんじ)の拇(おやゆび)を解く。朋至りて斯
(ここ)に孚あり。
六五は、君子、維(こ)れ解くことあらば、吉なり。小人に孚
(まこと)あり。
上六は、公もって隼(はやぶさ)を高墉(こうよう)の上に射
る。これを獲て利ろしからざることなし。
○易経の原文
解、利西南。无所往、其來復吉。有攸往、夙吉。
初六、无咎。
九二、田獲三狐、得黄矢。貞吉。
六三、負且乘、致寇至。貞吝。
九四、解而拇。朋至斯孚。
六五、君子維有解、吉。有孚于小人。
上六、公用射隼于高墉之上、獲之无不利。
雷雨により植物がいきいきと成長していく。
やさしさだけでなく、時にはきびしさも必要。
傷つくことを恐れていては、困難な状況にでくわした時、対処
できない。
常に距離をおいてサポートする。
3+0=+3:水曜日の午前***流される。逆らえば傷つく。
¦¦|¦|¦ 雷水解(らいすいかい)
○易経の解釈
解は、ばらばらに引き裂かれるということで、安全な場所にい
ること。重要な用事がなければ外出はやめて退きかえしたほうが
いい。重要な用事があるのなら、速やかに片付けること。
初六は、まきぞえになることはない。
九二は、収穫があり、吉報もえられる。努力がみのる。
六三は、背伸びをして、恨みをかうようなことをしている。い
ずれ反発が起きる。
九四は、腐れ縁を断ち切り、出直して質素にする。そうすれば、
本当の親友が見つかる。
六五は、余分な物は分け与えれば、社会貢献できる。皆の信頼
を得られるだろう。
上六は、生命の危険など正当な理由があれば、他人の物を拝借
してもかまわない。それで利益を得ることも許される。
○易経の読み下し文
解は、西南に利ろし。往く所なければ、それ来り復(かえ)っ
て吉なり。往くところあれば、夙(はや)くして吉なり。
初六は、咎なし。
九二は、田(かり)して三狐を獲、黄矢を得たり。貞しければ
吉なり。
六三は、負い且つ乘り、寇(あだ)の至ることを致す。貞しけ
れども吝なり。
九四は、而(なんじ)の拇(おやゆび)を解く。朋至りて斯
(ここ)に孚あり。
六五は、君子、維(こ)れ解くことあらば、吉なり。小人に孚
(まこと)あり。
上六は、公もって隼(はやぶさ)を高墉(こうよう)の上に射
る。これを獲て利ろしからざることなし。
○易経の原文
解、利西南。无所往、其來復吉。有攸往、夙吉。
初六、无咎。
九二、田獲三狐、得黄矢。貞吉。
六三、負且乘、致寇至。貞吝。
九四、解而拇。朋至斯孚。
六五、君子維有解、吉。有孚于小人。
上六、公用射隼于高墉之上、獲之无不利。
2012年12月1日土曜日
16―光影影 入入出―凸凹凹 凹凹凸
結束。
不安な暗闇の中で火を囲み警戒する。
存在しない幻想に惑わされて判断を誤る。
恐怖がささいな事を重大に見せているだけ。
集団の意思を統一する。
2-1=+1:月曜日の午前***光に照らされる。認識され
る。
¦||||¦ 沢風大過(たくふうたいか)
○易経の解釈
大過は大き過ぎるということで、かろうじて持ちこたえている。
逃げたほうがいい。そうすればやり直せる。
初六は、用心深い。だからつけ入る隙がない。
九二は、退く時を知らず、利益をむさぼっている。いいのは今
のうちだけだ。
九三は、かろうじて持ちこたえているだけ。このままでは災い
を避けられない。
九四は、持ちこたえる力がある。だから得るものがある。しか
し、他に気をとられると、足をすくわれる。
九五は、明らかに粉飾して、支持者を集めている。騙している
わけではないので、責めることはできないが、誉められることで
もない。
上六は、機会を失っているのに行動し、利益を失っている。や
がては破綻するが、いい経験になるだろう。
○易経の読み下し文
大過は、棟(むなぎ)が橈(たわ)む。往くところあるに利ろ
し。亨る。
初六は、藉(し)くに白茅(はくぼう)を用う。咎なし。
九二は、枯楊が稊(ひこばえ)を生じ、老夫その女妻を得たり。
利ろしからざることなし。
九三は、棟が橈む。凶なり。
九四は、棟が隆(たか)し。吉なり。他あれば吝なり。
九五は、枯楊が華(はな)を生じ、老婦その士夫を得たり。咎
もなく誉れもなし。
上六は、過ぎて渉(わた)り、頂きを滅す。凶なれども咎なし。
○易経の原文
大過、棟橈。利有攸往。亨。
初六、藉用白茅。无咎。
九二、枯楊生稊、老夫得其女妻。无不利。
九三、棟橈。凶。
九四、棟隆。吉。有他吝。
九五、枯楊生華、老婦得其士夫。无咎无譽。
上六、過渉滅頂。凶无咎。
不安な暗闇の中で火を囲み警戒する。
存在しない幻想に惑わされて判断を誤る。
恐怖がささいな事を重大に見せているだけ。
集団の意思を統一する。
2-1=+1:月曜日の午前***光に照らされる。認識され
る。
¦||||¦ 沢風大過(たくふうたいか)
○易経の解釈
大過は大き過ぎるということで、かろうじて持ちこたえている。
逃げたほうがいい。そうすればやり直せる。
初六は、用心深い。だからつけ入る隙がない。
九二は、退く時を知らず、利益をむさぼっている。いいのは今
のうちだけだ。
九三は、かろうじて持ちこたえているだけ。このままでは災い
を避けられない。
九四は、持ちこたえる力がある。だから得るものがある。しか
し、他に気をとられると、足をすくわれる。
九五は、明らかに粉飾して、支持者を集めている。騙している
わけではないので、責めることはできないが、誉められることで
もない。
上六は、機会を失っているのに行動し、利益を失っている。や
がては破綻するが、いい経験になるだろう。
○易経の読み下し文
大過は、棟(むなぎ)が橈(たわ)む。往くところあるに利ろ
し。亨る。
初六は、藉(し)くに白茅(はくぼう)を用う。咎なし。
九二は、枯楊が稊(ひこばえ)を生じ、老夫その女妻を得たり。
利ろしからざることなし。
九三は、棟が橈む。凶なり。
九四は、棟が隆(たか)し。吉なり。他あれば吝なり。
九五は、枯楊が華(はな)を生じ、老婦その士夫を得たり。咎
もなく誉れもなし。
上六は、過ぎて渉(わた)り、頂きを滅す。凶なれども咎なし。
○易経の原文
大過、棟橈。利有攸往。亨。
初六、藉用白茅。无咎。
九二、枯楊生稊、老夫得其女妻。无不利。
九三、棟橈。凶。
九四、棟隆。吉。有他吝。
九五、枯楊生華、老婦得其士夫。无咎无譽。
上六、過渉滅頂。凶无咎。
登録:
投稿 (Atom)