2012年7月28日土曜日

―キ―ワ―ド早見表―

 春の晴れた日            季節  母子父
 1――光影光 出入出……竜巻 凸凹凸 凸凹凸
    0+0=+0 ¦|¦¦|¦ 坎為水(かんいすい)
 2――光影光 出入入……開拓 凸凹凸 凸凹凹
    0+2=+2 ¦|¦¦|| 水沢節(すいたくせつ)
 3――光影光 出出入……風穴 凸凹凸 凸凸凹
    0+3=+3 ¦|¦¦¦| 水雷屯(すいらいちゅん)
 4――光影光 出出出……発展 凸凹凸 凸凸凸
    0+1=+1 ¦|¦¦¦¦ 水地比(すいちひ)
 5――光影光 入出出……耕耘 凸凹凸 凹凸凸
    0-0=-0 ¦|¦|¦¦ 水山蹇(すいざんけん)
 6――光影光 入出入……密着 凸凹凸 凹凸凹
    0-2=-2 ¦|¦|¦| 水火既済(すいかきせい)
 7――光影光 入入入……深窓 凸凹凸 凹凹凹
    0-3=-3 ¦|¦||| 水天需(すいてんじゅ)
 8――光影光 入入出……催眠 凸凹凸 凹凹凸
    0-1=-1 ¦|¦||¦ 水風井(すいふうせい)

 夏の曇った日             季節  母子父
 9――光影影 出入出……反響 凸凹凹 凸凹凸
    2+0=+2 ¦||¦|¦ 沢水困(たくすいこん)
 10―光影影 出入入……探索 凸凹凹 凸凹凹
    2+2=+4 ¦||¦|| 兌為沢(だいたく)
 11―光影影 出出入……散布 凸凹凹 凸凸凹
    2+3=+5 ¦||¦¦| 沢雷隨(たくらいずい)
 12―光影影 出出出……俊足 凸凹凹 凸凸凸
    2+1=+3 ¦||¦¦¦ 沢地萃(たくちすい)
 13―光影影 入出出……帰巣 凸凹凹 凹凸凸
    2-0=+2 ¦|||¦¦ 沢山咸(たくざんかん)
 14―光影影 入出入……渦潮 凸凹凹 凹凸凹
    2-2=-0 ¦|||¦| 沢火革(たくかかく)
 15―光影影 入入入……遭難 凸凹凹 凹凹凹
    2-3=-1 ¦||||| 沢天夬(たくてんかい)
 16―光影影 入入出……結束 凸凹凹 凹凹凸
    2-1=+1 ¦||||¦ 沢風大過(たくふうたいか)

 夏の晴れた日            季節  母子父
 17―光光影 出入出……養育 凸凸凹 凸凹凸
    3+0=+3 ¦¦|¦|¦ 雷水解(らいすいかい)
 18―光光影 出入入……略奪 凸凸凹 凸凹凹
    3+2=+5 ¦¦|¦|| 雷沢帰妹(らいたくきまい)
 19―光光影 出出入……活動 凸凸凹 凸凸凹
    3+3=+6 ¦¦|¦¦| 震為雷(しんいらい)
 20―光光影 出出出……噴出 凸凸凹 凸凸凸
    3+1=+4 ¦¦|¦¦¦ 雷地豫(らいちよ)
 21―光光影 入出出……原点 凸凸凹 凹凸凸
    3-0=+3 ¦¦||¦¦ 雷山小過(らいざんしょうか)
 22―光光影 入出入……分断 凸凸凹 凹凸凹
    3-2=+1 ¦¦||¦| 雷火豐(らいかほう)
 23―光光影 入入入……修復 凸凸凹 凹凹凹
    3-3=-0 ¦¦|||| 雷天大壮(らいてんたいそう)
 24―光光影 入入出……汚濁 凸凸凹 凹凹凸
    3-1=+2 ¦¦|||¦ 雷風恒(らいふうこう)

 秋の晴れた日             季節  母子父
 25―光光光 出入出……脱皮  凸凸凸 凸凹凸
    1+0=+1 ¦¦¦¦|¦ 地水師(ちすいし)
 26―光光光 出入入……援助  凸凸凸 凸凹凹
    1+2=+3 ¦¦¦¦|| 地沢臨(ちたくりん)
 27―光光光 出出入……休息  凸凸凸 凸凸凹
    1+3=+4 ¦¦¦¦¦| 地雷復(ちらいふく)
 28―光光光 出出出……軟強  凸凸凸 凸凸凸
    1+1=+2 ¦¦¦¦¦¦ 坤為地(こんいち)
 29―光光光 入出出……新天地 凸凸凸 凹凸凸
    1-0=+1 ¦¦¦|¦¦ 地山謙(ちさんけん)
 30―光光光 入出入……伝達  凸凸凸 凹凸凹
    1-2=-1 ¦¦¦|¦| 地火明夷(ちかめいい)
 31―光光光 入入入……亀裂  凸凸凸 凹凹凹
    1-3=-2 ¦¦¦||| 地天泰(ちてんたい)
 32―光光光 入入出……循環  凸凸凸 凹凹凸
    1-1=-0 ¦¦¦||¦ 地風升(ちふうしょう)

 秋の曇った日            季節  母子父
 33―影光光 出入出……変態 凹凸凸 凸凹凸
   -0+0=+0 |¦¦¦|¦ 山水蒙(さんすいもう)
 34―影光光 出入入……結実 凹凸凸 凸凹凹
    -0+2=+2 |¦¦¦|| 山沢損(さんたくそん)
 35―影光光 出出入……楽観 凹凸凸 凸凸凹
    -0+3=+3 |¦¦¦¦| 山雷頤(さんらいい)
 36―影光光 出出出……浸出 凹凸凸 凸凸凸
    -0+1=+1 |¦¦¦¦¦ 山地剥(さんちはく)
 37―影光光 入出出……飛躍 凹凸凸 凹凸凸
    -0-0=-0 |¦¦|¦¦ 艮為山(ごんいさん)
 38―影光光 入出入……共鳴 凹凸凸 凹凸凹
    -0-2=-2 |¦¦|¦| 山火賁(さんかひ)
 39―影光光 入入入……対峙 凹凸凸 凹凹凹
    -0-3=-3 |¦¦||| 山天大畜(さんてんたいちく)
 40―影光光 入入出……選別 凹凸凸 凹凹凸
    -0-1=-1 |¦¦||¦ 山風蠱(さんぷうこ)

 冬の晴れた日            季節  母子父
 41―影光影 出入出……遺伝 凹凸凹 凸凹凸
    -2+0=-2 |¦|¦|¦ 火水未済(かすいびせい)
 42―影光影 出入入……腐敗 凹凸凹 凸凹凹
    -2+2=+0 |¦|¦|| 火沢睽(かたくけい)
 43―影光影 出出入……風雲 凹凸凹 凸凸凹
    -2+3=+1 |¦|¦¦| 火雷噬嗑(からいぜいこう)
 44―影光影 出出出……密閉 凹凸凹 凸凸凸
    -2+1=-1 |¦|¦¦¦ 火地晉(かちしん)
 45―影光影 入出出……帰省 凹凸凹 凹凸凸
    -2-0=-2 |¦||¦¦ 火山旅(かざんりょ)
 46―影光影 入出入……内包 凹凸凹 凹凸凹
    -2-2=-4 |¦||¦| 離為火(りいか)
 47―影光影 入入入……潜伏 凹凸凹 凹凹凹
    -2-3=-5 |¦|||| 火天大有(かてんたいゆう)
 48―影光影 入入出……包容 凹凸凹 凹凹凸
    -2-1=-3 |¦|||¦ 火風鼎(かふうてい)

 冬の曇った日            季節  母子父
 49―影影影 出入出……蜂起 凹凹凹 凸凹凸
    -3+0=-3 |||¦|¦ 天水訟(てんすいしょう)
 50―影影影 出入入……侵食 凹凹凹 凸凹凹
    -3+2=-1 |||¦|| 天沢履(てんたくり)
 51―影影影 出出入……震動 凹凹凹 凸凸凹
    -3+3=+0 |||¦¦| 天雷无妄(てんらいむぼう)
 52―影影影 出出出……周知 凹凹凹 凸凸凸
    -3+1=-2 |||¦¦¦ 天地否(てんちひ)
 53―影影影 入出出……解放 凹凹凹 凹凸凸
    -3-0=-3 ||||¦¦ 天山遯(てんざんとん)
 54―影影影 入出入……放漫 凹凹凹 凹凸凹
    -3-2=-5 ||||¦| 天火同人(てんかどうじん)
 55―影影影 入入入……発芽 凹凹凹 凹凹凹
    -3-3=-6 |||||| 乾為天(けんいてん)
 56―影影影 入入出……啓発 凹凹凹 凹凹凸
    -3-1=-4 |||||¦ 天風姤(てんぷうこう)

 春の曇った日            季節  母子父
 57―影影光 出入出……解散 凹凹凸 凸凹凸
    -1+0=-1 ||¦¦|¦ 風水渙(ふうすいかん)
 58―影影光 出入入……保全 凹凹凸 凸凹凹
    -1+2=+1 ||¦¦|| 風沢中孚(ふうたくちゅうふ)
 59―影影光 出出入……忍耐 凹凹凸 凸凸凹
    -1+3=+2 ||¦¦¦| 風雷益(ふうらいえき)
 60―影影光 出出出……光門 凹凹凸 凸凸凸
    -1+1=+0 ||¦¦¦¦ 風地観(ふうちかん)
 61―影影光 入出出……抑止 凹凹凸 凹凸凸
    -1-0=-1 ||¦|¦¦ 風山漸(ふうさんぜん)
 62―影影光 入出入……入魂 凹凹凸 凹凸凹
    -1-2=-3 ||¦|¦| 風火家人(ふうかかじん)
 63―影影光 入入入……完璧 凹凹凸 凹凹凹
    -1-3=-4 ||¦||| 風天小畜(ふうてんしょうちく)
 64―影影光 入入出……夢遊 凹凹凸 凹凹凸
    -1-1=-2 ||¦||¦ 巽為風(そんいふう)

2012年7月21日土曜日

―季節の考え方―

_季節は、その場所の気温や天候などを参考にする。また、直接
の季節ではなく、喜怒哀楽を「春は喜び」「夏は怒り」「秋は哀
しみ」「冬は楽しみ(苦しみ)」のように季節に当てはめて、感
情をもとに調べることもできる。
 なお、冬の楽しみ(苦しみ)は、雪に閉ざされたりして活動が
しにくいため、仕事ができないので楽になるのであって、経済的
には悪くなるので苦しみも含まれる。
 季節の変わり目は、前の季節も調べる。例えば冬から春の間な
ら、冬と春を調べて、その影響を考えて判断する。
 季節は「影」と「光」で考える。


―影と光の考え方―

 「影」は、隠れていて、ネガティブな状態。凹でも表記する。
一般的な易では「陽(|)」。
 「光」は、表面化して、ポジティブな状態。凸でも表記する。
一般的な易では「陰(¦)」。
 このように、「影」と「光」は、一般的な易のイメージとは違
うので注意してほしい。

  季節は「影」と「光」の組み合わせで以下のように決めている。
だから、自分で組み合わせを考えて悩む必要はなく、季節を選べ
ばいいだけだ。

                      天地人
春の晴れた日、突風………光影光 凸凹凸 +0
夏の曇った日、霧雨………光影影 凸凹凹 +2
夏の晴れた日、雷雨………光光影 凸凸凹 +3
秋の晴れた日、蒸発………光光光 凸凸凸 +1
秋の曇った日、木枯らし……影光光 凹凸凸 -0
冬の晴れた日、風雨………影光影 凹凸凹 -2
冬の曇った日、雪…………影影影 凹凹凹 -3
春の曇った日、凍結………影影光 凹凹凸 -1

 晴れた日は、ポジティブな影響が増す。
  春と秋は天が「光(凸)」の時。
  夏と冬は地が「光(凸)」の時。
 曇った日は、ネガティブな影響が増す。
  春と秋は天が「影(凹)」の時。
  夏と冬は地が「影(凹)」の時。
 晴れた日と曇った日は「昼と夜」「前半と後半」「表と裏」な
どと考えることもできる。

 循環は「母子父の決め方」で書いたものと同じ。

天が3 地が2 人が1
凸が「+」 凹が「-」
地と人を優先して計算する。
天と地が同じ記号なら割り算になる。

  天 地 人      天地人
 +3 - (2 + 1) = +0  凸凹凸
 +3 / (2 + 1) = +1  凸凸凸
 +3 - (2 - 1) = +2   凸凹凹
 +3 / (2 - 1) = +3   凸凸凹

 -3 + (2 + 1) = -0   凹凸凸
 -3 / (2 + 1) = -1   凹凹凸
 -3 + (2 - 1) = -2   凹凸凹
 -3 / (2 - 1) = -3    凹凹凹

 これを、太陽の黄経上の位置が0度(二十四節気の春分)を起
点として、季節を割り振る。
 春は+0と-1、秋は+1と-0で季節の変わり目となり、夏は+2と+3
で気温の上昇を示し、冬は-2と-3で気温の低下を示す。すると以
下のような配置とグラフになる。

    春  夏     秋    冬     春
  天 凸 凸 凸 凸 凹 凹 凹 凹
  地 凹 凹 凸 凸 凸 凸 凹 凹
  人 凸 凹 凹 凸 凸 凹 凹 凸
    +0  +2  +3  +1  -0   -2   -3   -1

+3 ↑          *
+2 ↑     *
+1 ↑                *
0 --*------*-------
 -1 ↓                                  *
 -2 ↓                        *
 -3 ↓                             *

 地は海とも解釈でき、海は地上の季節より1クール遅れる。
(地上が春の時、海中は冬)だから、地の凸と凹が二つ分ずれ
ている。


季節(光と影)の循環

   →光影光(凸凹凸)→光影影(凸凹凹)→
  ↑                         ↓
影影光(凹凹凸)            光光影(凸凸凹)
  ↑                         ↓
影影影(凹凹凹)            光光光(凸凸凸)
  ↑                         ↓
   ←影光影(凹凸凹)←影光光(凹凸凸)←


 この季節と母子父の組み合わせで綿密な判断をする。

2012年7月14日土曜日

―母子父の判断例2―

_次に引きこもりは悪なのかを考える。
 子供が引きこもりで、母親が悩んでいるとし、父親も悩んでは
いるが、家庭をあまりかえりみないとして、そのまま母子父の関
係にあてはめる。
 母親は子供の世話をやいているので、母は「入」とする。
 子は引きこもりなので「入」で、この状態は変更できないもの
とする。
 父親は今のところ積極的に解決しようとしていないので父は
「出」で考えてみる。

―入入出―凹凹凸(||¦)
 母と子が「入」、父が「出」は、停滞。
 争いは始まったが、どちらも譲らず、泥沼になっている。
 仲裁する者がなく混乱している。

 まだ家庭の中での悩みであり、外部には知られていない状態な
ので、お互いになんとか我慢していられる。
 この状態を改善するために子が「入」のすべてを見てみる。

―出入出―凸凹凸(¦|¦)
 母が「出」、子は「入」、父が「出」は、転機。
 新しい者が勝ち、状況が変化する。
 古い考えが通用しなくなり、混乱する。
 新産業の誕生。

 母親が子供に古い考えを押し付けてはいないだろうか?
 引きこもりを悪と考えるのではなく、新しいライフスタイルと
考えてみる。
 家庭のことは子供に任せて女の子なら専業主婦、男の子なら専
業主夫の状態にし、母親は外に目を向けて父親と一緒に収入を得
ることや趣味に打ち込むようにしてみる。
 どちらにしても子供がひとり立ちできなければ意味がないので、
その訓練になるだろう。

―出入入―凸凹凹(¦||)
 母が「出」、子は「入」、父も「入」は、投資。
 主導権を握っていた方が譲り、新しい者が力を得る。
 新規参入。

 こちらも母親が子供に自分の仕事を譲り、少し距離をおく。そ
して、父親が子供に自分の仕事の手伝いをさせるなど、子供に助
けを求める。
 子供の新しい発想を利用して事業を始めるのもいいだろう。
 子供がダメになったと決めつけるのではなく、子供の才能をよ
く見極めることだ。

―入入入―凹凹凹(|||)
 母も子も父も「入」は、対抗。
 お互いに譲り合わない、綱引き状態。
 にらみ合いが続いて、解決の糸口が見つからない。

 この状態が一番最悪だろう。
 母親も父親も子供を閉じ込めているだけで、さらに引きこもり
の状態を助長しているようなものだ。
 自分たちが正しく、子供は異常と考えている限り、何も解決し
ない。

 以上のように、子供が役に立つことを自覚するように、親はサ
ポートすることで、子供が自信を取り戻せば、家庭は強固になり、
発展も期待できる。

2012年7月7日土曜日

―母子父の判断例1―

_何かと対立することが多い日中問題で考えてみる。
 現在の中国は日本を超えた経済大国となりつつある。そこでビ
ジネス競争をみるため、母と子は両国の民間企業で、父は政府と
して調べてみる。
 現在、投資しているのが日本とすれば、母は日本、子は中国と
なる。
 母が日本なので父は日本政府になる。
 日本の民間企業は中国に積極的に投資しようとしているので
「入」。
 中国の民間企業も日本経済を追いこそうと関心を持っているの
で「入」。
 これに日本政府がなにかと介入する「入」だと「入入入」にな
り、

―入入入―凹凹凹(|||)
 母も子も父も「入」は、対抗。
 お互いに譲り合わない、綱引き状態。
 にらみ合いが続いて、解決の糸口が見つからない。

 子が母と同じレベルに成長して父が介入している、反発しあう
状態。
 両国の関係を良くするには回復の「入出出」にすることで、

―入出出―凹凸凸(|¦¦)
 母は「入」、子が「出」、父も「出」は、回復。
 主導権を握っている方が勝ったが、損害が大きく利益が失われ
る。
 少しずつ正常になっていく。

 日本の民間企業はこれまでどおり投資を続けるが、中国の民間
企業は日本よりもアメリカなどの他国に目を向けさせる。そうす
るためには日本政府は中国に追いこされたことを認めて口出しし
ないことだ。

 仮に中国政府が主導権を握れば、中国の民間企業が母になり、
日本の民間企業が子になる。
 中国の民間企業は日本に関心を持たなくなる「出」。
 日本の民間企業は中国の市場を無視できないので「入」。
 中国政府が日本に警戒を続ける「入」だとすると「出入入」に
なり、

―出入入―凸凹凹(¦||)
 母が「出」、子は「入」、父も「入」は、投資。
 主導権を握っていた方が譲り、新しい者が力を得る。
 新規参入。

 今のアメリカと日本の関係と同じようになり、日本の民間企業
は警戒をされながらも投資はうまくいく。
 もし中国政府の警戒がなくなり、中国が日本に投資するように
なれば、中国の民間企業が投資するので「入」。
 中国が投資するということは内需も自前でできるようになった
と考えられ、日本の民間企業は中国の市場から締め出される可能
性があるので「出」。
 そのため中国政府の警戒がなくなったとすれば「出」で「入出
出」となり、

―入出出―凹凸凸(|¦¦)
 母は「入」、子が「出」、父も「出」は、回復。
 主導権を握っている方が勝ったが、損害が大きく利益が失われ
る。
 少しずつ正常になっていく。

 日本政府も太刀打ちできなくなり、関係は回復せざるおえない。
 日本としては両国の民間企業が協力関係を強化して他国に目を
向け、両国の政府もそれに介入しないことだろう。
 中国の民間企業が日本以外の他国に目を向け、日本を相手にし
ない「出」。
 日本の民間企業も中国以外の他国に目を向け、中国の市場には
深入りしない「出」。
 中国政府が口出しせず「出」になれば、「出出出」となり、

―出出出―凸凸凸(¦¦¦)
 母も子も父も「出」は、安定。
 争いはなく、それぞれが共に利益を上げ、不満がない状態。
 何も変化がないので、発展もしづらい。
 マンネリになりやすい。

 両国の関係は安定する。
 日本が莫大な利益を得ることはできないが、仮にアメリカが低
迷しても中国がその保険になる。