_季節は、その場所の気温や天候などを参考にする。また、直接
の季節ではなく、喜怒哀楽を「春は喜び」「夏は怒り」「秋は哀
しみ」「冬は楽しみ(苦しみ)」のように季節に当てはめて、感
情をもとに調べることもできる。
なお、冬の楽しみ(苦しみ)は、雪に閉ざされたりして活動が
しにくいため、仕事ができないので楽になるのであって、経済的
には悪くなるので苦しみも含まれる。
季節の変わり目は、前の季節も調べる。例えば冬から春の間な
ら、冬と春を調べて、その影響を考えて判断する。
季節は「影」と「光」で考える。
―影と光の考え方―
「影」は、隠れていて、ネガティブな状態。凹でも表記する。
一般的な易では「陽(|)」。
「光」は、表面化して、ポジティブな状態。凸でも表記する。
一般的な易では「陰(¦)」。
このように、「影」と「光」は、一般的な易のイメージとは違
うので注意してほしい。
季節は「影」と「光」の組み合わせで以下のように決めている。
だから、自分で組み合わせを考えて悩む必要はなく、季節を選べ
ばいいだけだ。
天地人
春の晴れた日、突風………光影光 凸凹凸 +0
夏の曇った日、霧雨………光影影 凸凹凹 +2
夏の晴れた日、雷雨………光光影 凸凸凹 +3
秋の晴れた日、蒸発………光光光 凸凸凸 +1
秋の曇った日、木枯らし……影光光 凹凸凸 -0
冬の晴れた日、風雨………影光影 凹凸凹 -2
冬の曇った日、雪…………影影影 凹凹凹 -3
春の曇った日、凍結………影影光 凹凹凸 -1
晴れた日は、ポジティブな影響が増す。
春と秋は天が「光(凸)」の時。
夏と冬は地が「光(凸)」の時。
曇った日は、ネガティブな影響が増す。
春と秋は天が「影(凹)」の時。
夏と冬は地が「影(凹)」の時。
晴れた日と曇った日は「昼と夜」「前半と後半」「表と裏」な
どと考えることもできる。
循環は「母子父の決め方」で書いたものと同じ。
天が3 地が2 人が1
凸が「+」 凹が「-」
地と人を優先して計算する。
天と地が同じ記号なら割り算になる。
天 地 人 天地人
+3 - (2 + 1) = +0 凸凹凸
+3 / (2 + 1) = +1 凸凸凸
+3 - (2 - 1) = +2 凸凹凹
+3 / (2 - 1) = +3 凸凸凹
-3 + (2 + 1) = -0 凹凸凸
-3 / (2 + 1) = -1 凹凹凸
-3 + (2 - 1) = -2 凹凸凹
-3 / (2 - 1) = -3 凹凹凹
これを、太陽の黄経上の位置が0度(二十四節気の春分)を起
点として、季節を割り振る。
春は+0と-1、秋は+1と-0で季節の変わり目となり、夏は+2と+3
で気温の上昇を示し、冬は-2と-3で気温の低下を示す。すると以
下のような配置とグラフになる。
春 夏 秋 冬 春
天 凸 凸 凸 凸 凹 凹 凹 凹
地 凹 凹 凸 凸 凸 凸 凹 凹
人 凸 凹 凹 凸 凸 凹 凹 凸
+0 +2 +3 +1 -0 -2 -3 -1
+3 ↑ *
+2 ↑ *
+1 ↑ *
0 --*------*-------
-1 ↓ *
-2 ↓ *
-3 ↓ *
地は海とも解釈でき、海は地上の季節より1クール遅れる。
(地上が春の時、海中は冬)だから、地の凸と凹が二つ分ずれ
ている。
季節(光と影)の循環
→光影光(凸凹凸)→光影影(凸凹凹)→
↑ ↓
影影光(凹凹凸) 光光影(凸凸凹)
↑ ↓
影影影(凹凹凹) 光光光(凸凸凸)
↑ ↓
←影光影(凹凸凹)←影光光(凹凸凸)←
この季節と母子父の組み合わせで綿密な判断をする。