2012年12月22日土曜日

19―光光影 出出入―凸凸凹 凸凸凹

 活動。
 雷は静電気をためて放電する。
 エネルギーがたまっているのに使わなければ手におえなくなる。
 有効に利用すれば利益になるが、間違うと損害が出る。また、
知識がいくらあっても使わなければ意味がない。
 3+3=+6:土曜日の午前***揺れ動く。力を発揮する。

¦¦|¦¦| 震為雷(しんいらい)

○易経の解釈

 震は、ひびきわたるということで、くまなく情報が行き渡る。
それは人々を動揺させる。また、感動させたり、楽しませたりも
する。情報は人の行動を左右するが、嘘もあるので鵜呑みにしな
いことだ。

 初九は、情報は人々を動揺させる。また、感動させたり、楽し
ませたりもする。有益なものだ。
 六二は、情報は疑わしい。しかし、たとえ損をしても情報を得
て、行動にいかしたほうがいい。損失を悔やむことはない。いず
れ利益は戻ってくる。
 六三は、情報を聞いて我を忘れる。その情報を受け入れ、冷静
に対処することだ。
 九四は、情報に惑わされて、行動ができなくなる。
 六五は、情報に左右されて、何を信じていいか分からなくなる。
自らの意思を尊重して、決断することだ。
 上六は、情報が多すぎて収集がつかない。色々な情報に目移り
がする。そのまま行動すれば災いがある。一旦、情報を遠ざけて、
別の視点で見れば、戸惑うことはない。その結果、重要な情報を
失ってもやむおえない。

○易経の読み下し文

 震は、亨る。震の来るとき虩虩(げきげき)たり。笑言、啞啞
(あくあく)たり。震は百里を驚かせども、匕鬯(ひちょう)を
喪(うしな)わず。

 初九は、震の来るとき虩虩たり。後には笑言、啞啞たり。吉な
り。
 六二は、震の来るとき厲(あや)うし。億(はか)りて貝を喪
い、九陵に躋(のぼ)る。逐(お)うことなかれ。七日にして得
ん。
 六三は、震いて蘇蘇(そそ)たり。震いて行けば眚(わざわい)
なし。
 九四は、震いて遂に泥(なず)む。
 六五は、震いて往くも来るも厲うし。意(はか)りて有事を喪
うことなかれ。
 上六は、震いて索索(さくさく)たり。視ること矍矍(かくか
く)たり。征けば凶なり。震うことその躬(み)においてせず、
その隣においてすれば、咎なし。婚媾(こんこう)言あり。

○易経の原文

 震、亨。震來虩虩。笑言啞啞。震驚百里、不喪匕鬯。

 初九、震來虩虩。後笑言啞啞。吉。
 六二、震來厲。億喪貝、躋于九陵。勿逐。七日得。
 六三、震蘇蘇。震行无眚。
 九四、震遂泥。
 六五、震往來厲。億无喪有事。
 上六、震索索。視矍矍。征凶。震不于其躬、于其鄰、无咎。
婚媾有言。