2013年1月5日土曜日

21―光光影 入出出―凸凸凹 凹凸凸

 原点。
 本拠地がなければ発展はしない。
 本業を忘れ、利益を追い求めれば情勢を見失い、規律は乱れ、
集団の力を一つにまとめることはできない。
 まず足元を固め、持てる力を有効に使う。
 新しいものは外で利用することにとどめ、内部に受け入れない。
 3-0=+3:水曜日の午前***流される。逆らえば傷つく。

¦¦||¦¦ 雷山小過(らいざんしょうか)

○易経の解釈

 小過は小さ過ぎるとうことで、相手にされない。だから、すん
なり事がはこぶ。日常では役に立つが、重要な日には役立たない。
発言は受け入れられない。高望みはできないが、地道に達成でき
る。結果的に得るものが多くある。

 初六は、高望みすれば災いがある。
 六二は、重要なことは避けて、些細なことに目を向ける。重要
人物に会うには、まずその補佐役に会え。そうすればうまくいく。
 九三は、些細なことを見逃すと、それに乗じて足元をすくわれ
る。大きな痛手になるだろう。
 九四は、影響力がない。だから、すんなりと実行できる。しか
し、調子に乗ると危険だ。力のないことを自覚するべきだ。いつ
も同じ手は通用しない。
 六五は、準備は整っているが実行できない。自ら実行して手本
を示す必要がある。そして、意思疎通をはかり、部下の信頼を得
ることだ。
 上六は、奇抜すぎて、誰もついていけない。孤立すれば、なに
も防ぐことができない。だから、狙われやすい。これは自業自得
だ。

○易経の読み下し文

 小過は、亨る。貞しきに利ろし。小事には可なり、大事には可
ならず。飛鳥これが音を遺(のこ)す。上るに宜(よろ)しから
ず、下るに宜し。大いに吉なり。

 初六は、飛鳥もって凶なり。
 六二は、その祖を過ぎて、その妣(ひ)に遇う。その君に及ば
ずして、その臣に遇う。咎なし。
 九三は、過ぎてこれを防がざれば、従いてあるいはこれを戕
(そこな)う。凶なり。
 九四は、咎なし。過ぎずしてこれに遇う。往けば厲(あやう)
し。必ず戒(いまし)むべし。永貞を用うることなかれ。
 六五は、密雲あれども雨ふらず。我が西郊よりす。公、弋(い
ぐるみ)して彼の穴に在るを取る。
 上六は、遇わずしてこれを過ぐ。飛鳥これに離(かか)る。凶
なり。これを災眚(さいせい)という。

○易経の原文

 小過、亨。利貞。可小事、不可大事。飛鳥遺之音。不宜上、
宜下。大吉。

 初六、飛鳥以凶。
 六二、過其祖、遇其妣。不及其君、遇其臣。无咎。
 九三、弗過防之、從或戕之。凶。
 九四、无咎。弗過遇之。往厲。必戒。勿用永貞。
 六五、密雲不雨。自我西郊。公弋取彼在穴。
 上六、弗遇過之。飛鳥離之。凶。是謂災眚。