2013年1月10日木曜日
35―影光光 出出入―凹凸凸 凸凸凹
楽観。
災いを避けることはできない。
ころべば立ち上がればいい。
もともと無から産まれたのに、欠けたことを悔やむのはおかし
い。
時が解決してくれる。
-0+3=+3:水曜日の午前***流される。逆らえば傷つ
く。
|¦¦¦¦| 山雷頤(さんらいい)
○易経の解釈
頤(い)は、だますということで、嘘も方便で悪いことばかり
ではない。人の話しをよく聞いて、もっともらしいことを言う。
初九は、身の危険をあおって、自分の欲望を満たそうとする。
いずれ災いがふりかかる。
六二は、貧しい者から奪おうとする。それは人の道にはずれて
いる。そんな者はいずれ、すべてを奪われるだろう。実行すれば
災いから逃れられない。
六三は、だますことを広める。知られれば効果がなくなり、信
用を失う。長い間、使えなくなる。いいことはなにもない。
六四は、機転をきかせた嘘ならよい。それには機会をはずさず、
相手の苦しみを解消する助けになるものならば、問題にはならな
い。
六五は、だまし続ける。嘘から出たまことになればいいのだ。
ただし、誇大すぎるのはよくない。
上九は、わけがあってだます。だませないかもしれないけど問
題ない。大袈裟すぎるぐらいがいい。
○易経の読み下し文
頤(い)は、貞しければ吉なり。頤を観(み)て、自ら口実を
求む。
初九は、爾(なんじ)の霊亀(れいき)を舎(す)て、我を観
て頤(おとがい)を朶(た)る。凶なり。
六二は、顚(さかしま)に頤(やしな)わる。経(つね)に払
(もと)れり。丘において頤わる。征けば凶なり。
六三は、頤に払る。貞なれども凶なり。十年用うることなかれ。
利ろしきところなし。
六四は、顚に頤わるるも吉なり。虎視眈眈(こしたんたん)、
その欲、逐逐(ちくちく)たれば、咎なし。
六五は、経に払る。貞に居れば吉なり。大川を渉るべからず。
上九は、由りて頤わる。厲(あや)うけれども吉なり。大川を
渉るに利ろし。
○易経の原文
頤、貞吉。觀頤自求口實。
初九、舎爾靈龜、觀我朶頤。凶。
六二、顚頤。拂經。于丘頤。征凶。
六三、拂頤。貞凶。十年勿用。无攸利。
六四、顚頤吉。虎視眈眈、其欲逐逐、无咎。
六五、拂經。居貞吉。不可渉大川。
上九、由頤。厲吉。利渉大川。