発芽。
雪の中から双葉が芽を出した状態。
雪を割り、双葉となって分かれる。
古い建物を取り壊し、新築する。
建物は新しくなったが、土台が新しくなったわけではない。
-3-3=-6:土曜日の午後***上昇する。気が抜ける。
|||||| 乾為天(けんいてん)
○易経の解釈
乾(けん)は、充満ということで、力がみなぎり、発散する準
備が整っているので、活用してよい。
初九は、隠れて悪知恵を働かせようとしている。こうしたやり
方はよくない。
九二は、知恵を働かせて考え、計画を立てる。壮大な計画を立
てるとよい。
九三は、賢人は知恵を有効に使い、後で間違っていないかと反
省している。用心深く、謙虚な者だ。
九四は、知恵を試して情報を集める。失敗も情報の一つだ。
九五は、知恵を発揮して、広く伝える。大勢の人のために役立
てることだ。
上九は、知恵を誇示して、恨まれる。
用九は、この卦はすべてが陽なので、一から十のうち、奇数だ
けを足して、一桁の数で一番大きい九(一+三+五=九)の影響
だけがある。九は皆が知恵を出しあって、権力者一人の判断に頼
らない。正しく力を発揮する。
○易経の読み下し文
乾(けん)は、元いに亨りて、貞しきに利ろし。
初九は、潛龍(せんりゅう)なり。用うることなかれ。
九二は、見龍、田に在り。大人を見るに利ろし。
九三は、君子、終日乾乾し、夕べに惕若(てきじゃく)たり。
厲(あや)うけれども咎なし。
九四は、あるいは躍(おど)りて淵(ふち)に在り。咎なし。
九五は、飛龍、天に在り。大人を見るに利ろし。
上九は、亢龍(こうりゅう)、悔あり。
用九は、群龍(ぐんりゅう)、首(かしら)なきを見る。吉な
り。
○易経の原文
乾、元亨利貞。
初九、潛龍。勿用。
九二、見龍在田。利見大人。
九三、君子終日乾乾、夕惕若。厲无咎。
九四、或躍在淵。无咎。
九五、飛龍在天。利見大人。
上九、亢龍有悔。
用九、見羣龍无首。吉。