2013年1月19日土曜日

46―影光影 入出入―凹凸凹 凹凸凹

 内包。
 奪われそうになるのをしっかりと抱きかかえている。
 欲が深いと身を滅ぼす。
 仲間を失い悪い噂が広まる。
 リスクを分散して、被害を最小限に食い止める。
 -2-2=-4:木曜日の午後***移動する。経験して知識
を得る。

|¦||¦| 離為火(りいか)

○易経の解釈

 離(り)は、美しいということで、心が安らぐ。魅了される。
作法を身につければ、さらに際立つ。

 初九は、人に教えを乞う時は、礼儀をわきまえること。誰でも
敬えば、悪い気はしない。
 六二は、まぶしく美しいので、価値が高まる。
 九三は、美しさにもかげりがある。だから、別の才能を示さな
ければ、いずれ誰にも見向きもされず孤立する。油断大敵だ。
 九四は、取りつくろった美しさを自慢する。それは、一時だけ
燃える炎であり、やがては燃えかすのように正体を現し、厄介者
となる。
 六五は、涙がとめどなく流れる。声をもらして悲しむ。作為が
ないから美しいく、だから惹かれる。
 上九は、魅力がきわまって行動を起す。だから、皆に快く迎え
られて、主導権を握ることができる。その後の行いが以前と同じ
ような憎まれるものでなければ、反発は起きない。

○易経の読み下し文

 離(り)は、貞しきに利ろし。亨る。牝牛を畜(やしな)えば、
吉なり。

 初九は、履(ふ)むこと錯然(さくぜん)たり。これを敬すれ
ば咎なし。
 六二は、黄離、元いに吉なり。
 九三は、日、昃(かたむ)くの離なり。缶(ほとぎ)を鼓(う)
ちて歌わざれば、すなわち大耋(だいてつ)の嗟(なげき)あら
ん。凶なり。
 九四は、突如としてそれ来如たり。焚如たり、死如たり、棄如
たり。
 六五は、涕(なみだ)を出だすこと沱若(たじゃく)たり。戚
(いた)むこと嗟若(さじゃく)たり。吉なり。
 上九は、王、もって出征す。嘉(よ)きことありて首を折(く
じ)く。獲(う)るものその醜(たぐい)にあらざれば、咎なし。

○易経の原文

 離、利貞。亨。畜牝牛吉。

 初九、履錯然。敬之无咎。
 六二、黄離、元吉。
 九三、日昃之離。不鼓缶而歌、則大耋之嗟。凶。
 九四、突如其來如。焚如、死如、棄如。
 六五、出涕沱若。戚嗟若。吉。
 上九、王用出征。有嘉折首。獲匪其醜、无咎。