変態。
環境の変化にさらされ、機能が強化される。
適応能力がすぐれ、力をつけていく。
自立できるよう、知識を吸収する。
完全な状態ではないので、うぬぼれないこと。
-0+0=+0:日曜日の午前***無意識。夢の段階。
|¦¦¦|¦ 山水蒙(さんすいもう)
○易経の解釈
蒙(もう)は未知ということで、いずれ明らかになっていく。
何もしなくて明らかになるのではなく、探求して明らかになるの
だ。最初は、奇異な感じがしたり、驚きと感動がある。しだいに、
一般的になる。だから関心が薄れる。発見は発展につながる。
初六は、無知なことがばれる。それがもとで人の反面教師とな
る。それを反省もせず、開き直れば、批判される。
九二は、未知なものを発見する手がかりを得る。それを手に入
れることで、経験を得る。生活環境が一変する。
六三は、賭け事に手をだしてはいけない。金に目がくらんでい
ては、冷静な判断ができない。いい結果にはならない。
六四は、未知なことが立ちふさがる。だから停滞する。
六五は、未知を学んで、知識を得る。
上九は、無知なことを指摘する。恥をかかせることはよくない。
恥をかかせないように指摘すること。
○易経の読み下し文
蒙(もう)は、亨る。我より童蒙(どうもう)に求むるにあら
ず。童蒙より我に求む。初筮(しょぜい)は告ぐ。再三すれば瀆
(けが)る。瀆るればすなわち告げず。貞しきに利ろし。
初六は、蒙を発(ひら)く。もって人を刑するに利ろし。もっ
て桎梏(しっこく)を說(と)き、もって往けば吝なり。
九二は、蒙を包(か)ぬ、吉なり。婦(つま)を納(い)る、
吉なり。子にして家を克(おさ)む。
六三は、女を取(めと)るに用うることなかれ。金夫を見れば、
躬(み)を有(たも)たず。利ろしきところなし。
六四は、蒙に困(くる)しむ。吝なり。
六五は、童蒙、吉なり。
上九は、蒙を撃つ。寇(あだ)をなすに利ろしからず。寇を禦
(ふせ)ぐに利ろし。
○易経の原文
蒙、亨。匪我求童蒙。童蒙求我。初筮告。再三瀆。瀆則不告。
利貞。
初六、發蒙。利用刑人、用說桎梏、以往吝。
九二、包蒙、吉。納婦、吉。子克家。
六三、勿用取女。見金夫、不有躬。无攸利。
六四、困蒙。吝。
六五、童蒙、吉。
上九、擊蒙。不利爲寇。利禦寇。