保全。
自然界に安全な場所は、どこにもない。
それでも幼いものが成長できるのは、災いを防ぐ能力を身につ
けているからで、親の経験に依存している。
自然には変化があり、流れがある。
そこに身を守るポイントがある。
-1+2=+1:月曜日の午前***光に照らされる。認識さ
れる。
||¦¦|| 風沢中孚(ふうたくちゅうふ)
○易経の解釈
中孚(ちゅうふ)は、公平に育てるということで、心血をそそ
いで健康にすればよい。大胆に実行してかまわない。自信をもっ
ていい。
初九は、よく話を聞き、楽しめば得るものがある。いらだって
いては、不安になるだけだ。
九二は、賢人が誰にも知られずひっそりと暮らし、伝統が受け
継がれている。こうした立派な人がうもれている。私ならこうし
た立派な人に指導を乞うだろう。
六三は、反抗される。ある時には殴りあい、ある時には追い出
し、ある時には受け流し、ある時には説教をする。
六四は、才能が芽生えている。だから、優劣の差がでる。しか
し、それは個性であり問題はない。
九五は、わがままにならないようにしつける。自由にさせなく
ても問題ない。
上九は、不平不満が世間に聞こえてくる。平静を保っていても
災いは近づいている。
○易経の読み下し文
中孚(ちゅうふ)は、豚魚(とんぎょ)にして吉なり。大川を
渉るに利ろし。貞しきに利ろし。
初九は、虞(やす)んずれば吉なり。他あれば燕(やす)から
ず。
九二は、鳴く鶴、陰(いん)に在り、その子、これを和す。我
に好爵(こうしゃく)あり。吾(われ)、爾(なんじ)とこれに
靡(なび)かん。
六三は、敵を得たり。あるいは鼓(つづみう)ち、あるいは罷
(や)め、あるいは泣き、あるいは歌う。
六四は、月、望に幾(ちか)し。匹馬(ひつば)を亡う。咎な
し。
九五は、孚ありて攣如(れんじょ)たり。咎なし。
上九は、翰音(かんおん)、天に登る。貞しけれども凶なり。
○易経の原文
中孚、豚魚吉。利渉大川。利貞。
初九、虞吉。有他不燕。
九二、鳴鶴在陰、其子和之。我有好爵。吾與爾靡之。
六三、得敵。或鼓或罷、或泣或歌。
六四、月幾望。馬匹亡。无咎。
九五、有孚攣如。无咎。
上九、翰音登于天。貞凶。