ライバルを出し抜く方法、その1
次に、ライバルを出し抜く方法を考えてみる。
例えば、営業をライバルより有利に進めたり、新製品をライバ
ルより多く売るための市場投入の時期など、タイミングが重要に
なってくる。
仮に、ライバルが優位にあり、あなたが不利な状態とする。
ライバルが母で、あなたが子。
ライバルにはまだ支援者はいないとして父は「出」だけで考え
る。
ライバルがすでに行動を起しているのなら母は「入」。
あなたが遅れているのなら子は「出」。
母子父の関係は「入出出」とし、すべての季節をみてみる。
「光影光 入出出」(春の晴れた日)は耕耘。
5―光影光 入出出―凸凹凸 凹凸凸
耕耘。
モグラやミミズが土を掘り起こす。
自然が活動を本格化させ、生命が成長し始める。
新しい発見やアイデアが生まれる。
積極的に活動すれば利益がある。
0-0=-0:日曜日の午後***揺さぶられる。影響を受け
る。
¦|¦|¦¦ 水山蹇(すいざんけん)
○易経の解釈
蹇(けん)は足が不自由ということで、歩みが遅いので、暖かい
場所はよい。寒い場所はよくない。経験者に相談したほうがよい。
それに従えば良いことがある。
初六は、あがいても良いことはないが、受け入れれば認められる。
六二は、苦難のまっただ中にある。しかし、それは自分一人だけ
ではない。
九三は、行動すれば困難が待ち受け、待っていれば好転する。
六四は、行動すれば困難を一人で背負い込むことになるが、待っ
ていれば大勢で対処できる。
九五は、困難が増すが、助けは必ず来る。
上六は、あせって行動すればさらに困難は増すので、今はじっと
耐えることだ。そうすれば良くなる。経験者を探し、相談して対
処するほうがいい。
タイミングとしてはいいが、今までとは違ったアイデアがあっ
たほうがいい。
営業の方法を変えてみる。
新商品に新しいアイデアがあるのか検討する。