2013年1月10日木曜日

39―影光光 入入入―凹凸凸 凹凹凹


 対峙。
 拮抗した力で勝敗が決まらず、相手の様子をうかがっている。
 先に手を出せば負ける。
 力づくではなく、話し合いで解決をはかり、策略を用いず、誠
実に対応する。
 -0-3=-3:水曜日の午後***突出する。力を得る。

|¦¦||| 山天大畜(さんてんたいちく)

○易経の解釈

 大畜(たいちく)は、大いにまし増やすということで、投資す
るのによい。しかし、余裕の分を投資すればよいが、生活費まで
使い果たすのはよくない。それをふまえて積極投資すとよい。

 初九は、投資するのは危険だ。手を出さないほうがいい。
 九二は、他人に左右されて、判断を誤る。
 九三は、よい投資先を探すこと。それは困難だろうが、投資で
失敗しない初歩的なことだ。時間をかけて熟練していけば、違い
が分かるようになる。
 六四は、初心者は安全な投資から始めよ。よい経験が得られる。
 六五は、よい投資に見えているだけだ。少しは得られるだろう。
 上九は、よい投資先が見つかる。そして大成する。

○易経の読み下し文

 大畜(たいちく)は、貞しきに利ろし。家食せずして吉なり。
大川を渉るに利ろし。

 初九は、厲(あや)うきことあり。已むに利ろし。
 九二は、輿(くるま)、輹(とこしばり)を説く。
 九三は、良馬、逐(お)う。艱(くる)しんで貞なるに利ろし。
日々に輿衛を閑(なら)えば、往くところあるに利ろし。
 六四は、童牛の牿(つのぎ)なり。元いに吉なり。
 六五は、豶豕(ふんし)の牙なり。吉なり。
 上九は、天の衢(ちまた)を何(にな)う。亨る。

○易経の原文

 大畜、利貞。不家食吉。利渉大川。

 初九、有厲。利已。
 九二、輿說輹。
 九三、良馬逐。利艱貞。曰閑輿衛、利有攸往。
 六四、童牛之牿。元吉。
 六五、豶豕之牙。吉。
 上九、何天之衢。亨。