2013年1月5日土曜日

27―光光光 出出入―凸凸凸 凸凸凹

 休息。
 山で遭難した時にどう行動するかの判断は難しい。
 少し移動すれば安全な場所にたどり着くかもしれない。だが多
くの場合、じっとしていることのほうが助かる可能性が高い。
 特に、状況が分からない時、これから新しいことに対処しなけ
ればならない時には、いったん休息しエネルギーを蓄え、分析を
する時間を持つほうがいい。
 1+3=+4:木曜日の午前***固まって安定する。形が見
えてくる。

¦¦¦¦¦| 地雷復(ちらいふく)

○易経の解釈

 復は、元に戻るということで、心配は解消される。得るものは
ないが、失うものもないので、無欲の支援があり、安心できる。
戻るといても、練習を何度も繰り返すことで、経験を積んで戻る
のだ。だから、行動するたびに失敗は減っていく。

 初九は、何事もなくすぐに戻る。だから、損失が出ることはな
い。喜びがあるだろう。
 六二は、安全に停止する。平安が戻る。
 六三は、慎重に行動する。頼りなく見えるが、大丈夫だ。
 六四は、孤立して、行き場を失っている。
 六五は、善意をするために戻ってきた。だから、未練はない。
 上六は、退く勇気がない。だから、失敗を繰り返す。そして、
災いを防げない。どんなに指導しても、痛手をこうむるだけだ。
周りに迷惑をかけて、大損害になる。長い間、不幸な状態が続く。

○易経の読み下し文

 復は、亨る。出入疾(やまい)なく、朋來りて咎なし。その道
を反復し、七日にして來復す。往くところあるに利ろし。

 初九は、遠からずして復(かえ)る。悔に祇(いた)ることな
し。元いに吉なり。
 六二は、休(よ)く復る。吉なり。
 六三は、頻(しき)りに復る。厲(あや)うけれども咎なし。
 六四は、中行にして独り復る。
 六五は、復るに敦(あつ)し。悔なし。
 上六は、復るに迷う。凶なり。災眚(さいせい)あり。もって
師を行(や)れば、終(つい)に大敗あり。その国、君に以(お
よ)び、凶なり。十年に至るまで征すること克(あた)わず。

○易経の原文

 復、亨。出入无疾、朋來无咎。反復其道、七日來復。利有攸往。

 初九、不遠復。无祇悔。元吉。
 六二、休復。吉。
 六三、頻復。厲无咎。
 六四、中行獨復。
 六五、敦復。无悔。
 上六、迷復。凶。有災眚。用行師、終有大敗、以其國君、凶。
 至于十年不克征。