震動。
雪崩が起こり、地響きがする状態。
何もかも清算される。
生き延びたものだけが新しい旅立ちをしなければならない。
覚悟すること。
-3+3=+0:日曜日の午前***無意識。夢の段階。
|||¦¦| 天雷无妄(てんらいむぼう)
○易経の解釈
无妄(むぼう)は、何も無いということで、すべての始まりで
あり、自由自在になる。しかし、無秩序ということでもあり、何
が起きても不思議ではない。かえって行動はしにくい。
初九は、失うものは何もない。行動すれば、すべて経験となる。
六二は、働いても成果はなく、貧乏なままで豊かにならないな
ら、移住したほうがいい。
六三は、思いもしない災難にあう。そして、行動が制限される。
貿易や行商は利益になるが、地場産業は衰退する。
九四は、決断すること。なんとかなるものだ。
九五は、思いもしない病気になる。薬は効果がなく、食事療法
に頼るしかない。
上九は、得るものは何もない。やみくもに行動しても迷うだけ
だ。いいことはない。
○易経の読み下し文
无妄(むぼう)は、元いに亨り、貞しきに利ろし。それ正しき
にあらざれば眚(わざわ)いあり。往くところあるに利ろしから
ず。
初九は、无妄なり。往けば吉なり。
六二は、耕穫(こうかく)せず、菑畬(しよ)せざれば、すな
わち往くところあるに利ろし。
六三は、无妄の災いあり。あるいはこれが牛を繫(つな)ぐ。
行人の得るは、邑人の災いなり。
九四は、貞にすべし。咎なし。
九五は、无妄の疾(やまい)あり。薬することなくして喜びあ
り。
上九は、无妄なり。行けば眚(わざわ)いあり。利ろしきとこ
ろなし。
○易経の原文
无妄、元亨利貞。其匪正有眚。不利有攸往。
初九、无妄。往吉。
六二、不耕穫、不菑畬、則利有攸往。
六三、无妄之災。或繫之牛。行人之得、邑人之災。
九四、可貞。无咎。
九五、无妄之疾。勿藥有喜。
上九、无妄。行有眚。无攸利。