2013年1月10日木曜日

38―影光光 入出入―凹凸凸 凹凸凹


 共鳴。
 あうんの呼吸で行動する。
 お互いを意識しなくても常に存在を感じあっている。
 他の入り込む余地はなく、一つに見える。
 あまりにも依存しあうと、どちらかが欠けた時もろい。
 -0-2=-2:火曜日の午後***衝突する。敵味方の区別
をする。

|¦¦|¦| 山火賁(さんかひ)

○易経の解釈

 賁(ひ)は飾り立てるということで、際立てることができる。
ほどほどにするのがよい。

 初九は、功績を輝かせる。それには、急ぐことなく一歩づつ地
道に行動することだ。
 六二は、認められるために目立たせる。
 九三は、勇ましかったり、色気がある。末永く保てば得るもの
がある。
 六四は、勇ましかったり、老練だったりする。その専門性をい
かす。欠点にはならず、補いあえばいい。
 六五は、さびれた場所を目立たせる。得るものはほとんどない
だろう。馬鹿にされるかもしれないが、いずれは報われる。
 上九は、何も目立たせない。何もないからかえって目立つ。

○易経の読み下し文

 賁(ひ)は、亨る。小(すこ)しく往くところあるに利ろし。

 初九は、その趾(あし)を賁(かざ)る。車を舍(す)てて徒
(かち)す。
 六二は、その須(ひげ)を賁る。
 九三は、賁如(ひじょ)たり、濡如(じゅじょ)たり。永貞な
れば吉なり。
 六四は、賁如たり、皤如(はじょ)たり。白馬、翰如(かん
じょ)たり。寇(あだ)するにあらず、婚媾せんとす。
 六五は、丘園を賁る。束帛戔戔(そくはくせんせん)たり。吝
なれども終には吉なり。
 上九は、白く賁る。咎なし。

○易経の原文

 賁、亨。小利有攸往。

 初九、賁其趾。舍車而徒。
 六二、賁其須。
 九三、賁如、濡如。永貞吉。
 六四、賁如、皤如。白馬翰如。匪寇婚媾。
 六五、賁于邱園。束帛戔戔。吝終吉。
 上九、白賁。无咎。