新天地。
荒れた土地は耕せば実りが得られる。
価値のないものを価値あるものにすることが大事。
困難にこそ価値がある。
完成をイメージし、夢を持ち続けることだ。
1-0=+1:月曜日の午前***光に照らされる。認識され
る。
¦¦¦|¦¦ 地山謙(ちさんけん)
○易経の解釈
謙(けん)は、へりくだるということで、すべてやりとげられ
る。そろそろ後進に道を譲る時期がきている。
初六は、断っても人から乞われる。その願いに応えてこそ大成
できる。得るものは大きい。
六二は、譲ることを知らせる。肩の荷が下りて安心できる。
九三は、譲る相手を見つける。継承されて、名誉が残るので、
いつまでも尊敬される。
六四は、成し遂げたら居座らない。すすんで道を譲ること。
六五は、富は循環させてこそ意味がある。だから、滞らせる者
は排除される。これは自然の成り行きだ。
上六は、譲ることを知らせる。だからこそ指導は厳しく行い、
意識改革をするのだ。
○易経の読み下し文
謙(けん)は、亨る。君子は終わりあり。
初六は、謙謙す君子。もって大川を渉る。吉なり。
六二は、謙を鳴す。貞しくして吉なり。
九三は、謙を労す。君子、終わりありて吉なり。
六四は、利ろしからざることなし。謙を撝(さしまね)く。
六五は、富めりとせずしてその隣と以(とも)にす。もって侵
伐するに利ろし。利ろしからざることなし。
上六は、謙を鳴す。もって師(いくさ)を行(や)り、邑国を
征するに利ろし。
○易経の原文
謙、亨。君子有終。
初六、謙謙君子。用渉大川。吉。
六二、鳴謙。貞吉。
九三、勞謙。君子有終、吉。
六四、无不利。撝謙。
六五、不富以其鄰。利用侵伐。无不利。
上六、鳴謙。利用行師征邑國。