2013年1月18日金曜日

40―影光光 入入出―凹凸凸 凹凹凸

 選別。
 川砂をふるいにかけ、砂金を探す。
 原石をどう磨くかで価値が変わってくる。
 残っているものには理由があり、残るだけの価値がある。
 自分に試練を与え、それに耐えなければいけない。
 -0-1=-1:月曜日の午後***散らばる。小さく弱い存
在。

|¦¦||¦ 山風蠱(さんぷうこ)

○易経の解釈

 蠱(こ)は、群がるということで、そこに利益になるものがあ
るということだ。参加したほうがいい。最初は苦しいだろうが、
守りを固めて、最後は人を扱えるようになる。

 初六は、先人の事業を引き継ぐ。一緒に働いていた者なら正し
く継承できる。混乱があるだろうが、やがて軌道に乗る。
 九二は、先人の名声を引き継ぐ(親の七光り)。あてにしない
ほうがいい。
 九三は、先人の事業を引き継ぐ。戸惑うことがあるだろうが、
道を外れたわけではない。
 六四は、先人の財産を引き継ぐ。それをあてにしていると何も
身につかない。
 六五は、先人の事業を引き継ぐ。さらに事業を拡大することが
できる。
 上九は、安易な利益に飛びつかない。価値を高めることに努め
るべきだ。

○易経の読み下し文

 蠱(こ)は、元いに亨る。大川を渉るに利ろし。甲に先だつこ
と三日、甲に後るること三日。

 初六は、父の蠱(やぶれ)を幹(ただ)す。子あれば考(ちち)
も咎なし。厲(あや)うけれども終には吉なり。
 九二は、母の蠱を幹す。貞にすべからず。
 九三は、父の蠱を幹す。小しく悔あれども、大いなる咎なし。
 六四は、父の蠱を裕(ゆる)やかにす。往けば吝を見る。
 六五は、父の蠱を幹す。もって誉れあり。
 上九は、王侯に事(つか)えず。その事を高尚にす。

○易経の原文

 蠱、元亨。利渉大川。先甲三日。後甲三日。

 初六、幹父之蠱。有子考无咎。厲終吉。
 九二、幹母之蠱。不可貞。
 九三、幹父之蠱。小有悔、无大咎。
 六四、裕父之蠱。往見吝。
 六五、幹父之蠱。用譽。
 上九、不事王侯。高尙其事。