2013年1月25日金曜日

60―影影光 出出出―凹凹凸 凸凸凸

 光門。
 並木の樹氷が門のように立ち輝いている。
 静寂につつまれ、すべての活動が停止する。
 汚れたものを覆い隠している。
 沈黙することで雄弁に語ることもある。
 -1+1=+0:日曜日の午前***無意識。夢の段階。

||¦¦¦¦ 風地観(ふうちかん)

○易経の解釈

 観(かん)は、循環ということで、何度きれいにしても汚れる
ことを繰り返す。因果応報だ。

 初六は、童心にかえる。息抜きにはよい。しかし、責任のある
立場では信頼をなくす。
 六二は、見直す。用心深くてよい。
 六三は、人生を振り返って、目標を決める。
 六四は、世界の行く末を巡らす。それを生活や経営に役立てる。
 九五は、人生を振り返る。賢人の習慣だ。
 上九は、他人の人生も振り返る。これも賢人の習慣だ。

○易経の読み下し文

 観(かん)は、盥(てあら)いて薦(すす)めず。孚ありて顒
若(ぎょうじゃく)たり。

 初六は、童を観(み)る。小人は咎なし。君子は吝なり。
 六二は、闚(うかが)い観る。女の貞に利ろし。
 六三は、我が生を観て進退す。
 六四は、国の光を観る。もって王の賓たるに利ろし。
 九五は、我が生を観る。君子なれば咎なし。
 上九は、その生を観る。君子なれば咎なし。

○易経の原文

 觀、盥而不薦。有孚顒若。

 初六、童觀。小人无咎。君子吝。
 六二、闚觀。利女貞。
 六三、觀我生進退。
 六四、觀國之光。利用賓于王。
 九五、觀我生。君子无咎。
 上九、觀其生。君子无咎。