ライバルを出し抜く方法、その4
「影光影 入出出」(冬の晴れた日)は帰省。
45―影光影 入出出―凹凸凹 凹凸凸
帰省。
災害に遭い、故郷が心配になる。
足元がぐらついて不安になる。
良いことが続いても臆病風に吹かれる。
気になることがあれば、よく確かめることだ。
-2-0=-2:火曜日の午後***衝突する。敵味方の区別
をする。
|¦||¦¦ 火山旅(かざんりょ)
○易経の解釈
旅(りょ)は、集結するということで、争乱の兆しがある。大
義名分があれば支持されるだろう。
初六は、集結してざわついている。今にも争乱が起きそうだ。
六二は、集結すると留まって休息し、集めた情報から計画を練っ
て、多くの協力者を集める。
九三は、集結すると留まって扇動すると、多くの協力者まで逃
げてしまう。正義をふりかざしても受け入れられない。
九四は、集結して目的地に着くと、軍資金や武器を手に入れる
ことができる。身が引き締まってくる。
六五は、城壁を攻めたが、なかなか落せない。しかし、最後に
は開城する。
上九は、権力者がその地位を失う。その権力者を倒した者たち
は喜ぶが、後には苦難が待っている。一時的に無法地帯となる。
危険な状態だ。
誰かに足を引っぱられたり、ライバルを出し抜いても損害が増
えるだけということもある。
スケジュールをチェックして、遅れたり、見落としがないかを
自分で確かめる。
「影影影 入出出」(冬の曇った日)は解放。
53―影影影 入出出―凹凹凹 凹凸凸
解放。
猟犬が狩場に解き放たれる。
広範囲に情報を集めるためには、集団を自由に行動させる必要
がある。
集まった情報が重要なのではなく、探す行動が重要。
何を観て、何を感じるかだ。
-3-0=-3:水曜日の午後***突出する。力を得る。
||||¦¦ 天山遯(てんざんとん)
○易経の解釈
遯(とん)は、追跡するということで、情報が集まる。それに
は、目立たないように行動することだ。
初六は、しっぽをつかむ。知られると危険だ。だから、むやみ
やたらに情報を漏らさないこと。
六二は、情報を集めるのは、あらためるためだ。相手を説得す
るのに、これに勝るものはない。
九三は、情報に振り回される。古かったり、間違った情報に騙
される。心を許した身近な者の情報を集めたほうがいい。
九四は、都合のよい情報を得る。賢人は鵜呑みにし、凡人は疑
う。
九五は、貴重な情報を得る。効果があり、役に立つ。
上九は、有益な情報を得る。広範囲に利用価値がある。
営業先やライバルの情報が不足している。
もっとよく情報収集して、検討したほうがいい。