2012年7月28日土曜日

―キ―ワ―ド早見表―

 春の晴れた日            季節  母子父
 1――光影光 出入出……竜巻 凸凹凸 凸凹凸
    0+0=+0 ¦|¦¦|¦ 坎為水(かんいすい)
 2――光影光 出入入……開拓 凸凹凸 凸凹凹
    0+2=+2 ¦|¦¦|| 水沢節(すいたくせつ)
 3――光影光 出出入……風穴 凸凹凸 凸凸凹
    0+3=+3 ¦|¦¦¦| 水雷屯(すいらいちゅん)
 4――光影光 出出出……発展 凸凹凸 凸凸凸
    0+1=+1 ¦|¦¦¦¦ 水地比(すいちひ)
 5――光影光 入出出……耕耘 凸凹凸 凹凸凸
    0-0=-0 ¦|¦|¦¦ 水山蹇(すいざんけん)
 6――光影光 入出入……密着 凸凹凸 凹凸凹
    0-2=-2 ¦|¦|¦| 水火既済(すいかきせい)
 7――光影光 入入入……深窓 凸凹凸 凹凹凹
    0-3=-3 ¦|¦||| 水天需(すいてんじゅ)
 8――光影光 入入出……催眠 凸凹凸 凹凹凸
    0-1=-1 ¦|¦||¦ 水風井(すいふうせい)

 夏の曇った日             季節  母子父
 9――光影影 出入出……反響 凸凹凹 凸凹凸
    2+0=+2 ¦||¦|¦ 沢水困(たくすいこん)
 10―光影影 出入入……探索 凸凹凹 凸凹凹
    2+2=+4 ¦||¦|| 兌為沢(だいたく)
 11―光影影 出出入……散布 凸凹凹 凸凸凹
    2+3=+5 ¦||¦¦| 沢雷隨(たくらいずい)
 12―光影影 出出出……俊足 凸凹凹 凸凸凸
    2+1=+3 ¦||¦¦¦ 沢地萃(たくちすい)
 13―光影影 入出出……帰巣 凸凹凹 凹凸凸
    2-0=+2 ¦|||¦¦ 沢山咸(たくざんかん)
 14―光影影 入出入……渦潮 凸凹凹 凹凸凹
    2-2=-0 ¦|||¦| 沢火革(たくかかく)
 15―光影影 入入入……遭難 凸凹凹 凹凹凹
    2-3=-1 ¦||||| 沢天夬(たくてんかい)
 16―光影影 入入出……結束 凸凹凹 凹凹凸
    2-1=+1 ¦||||¦ 沢風大過(たくふうたいか)

 夏の晴れた日            季節  母子父
 17―光光影 出入出……養育 凸凸凹 凸凹凸
    3+0=+3 ¦¦|¦|¦ 雷水解(らいすいかい)
 18―光光影 出入入……略奪 凸凸凹 凸凹凹
    3+2=+5 ¦¦|¦|| 雷沢帰妹(らいたくきまい)
 19―光光影 出出入……活動 凸凸凹 凸凸凹
    3+3=+6 ¦¦|¦¦| 震為雷(しんいらい)
 20―光光影 出出出……噴出 凸凸凹 凸凸凸
    3+1=+4 ¦¦|¦¦¦ 雷地豫(らいちよ)
 21―光光影 入出出……原点 凸凸凹 凹凸凸
    3-0=+3 ¦¦||¦¦ 雷山小過(らいざんしょうか)
 22―光光影 入出入……分断 凸凸凹 凹凸凹
    3-2=+1 ¦¦||¦| 雷火豐(らいかほう)
 23―光光影 入入入……修復 凸凸凹 凹凹凹
    3-3=-0 ¦¦|||| 雷天大壮(らいてんたいそう)
 24―光光影 入入出……汚濁 凸凸凹 凹凹凸
    3-1=+2 ¦¦|||¦ 雷風恒(らいふうこう)

 秋の晴れた日             季節  母子父
 25―光光光 出入出……脱皮  凸凸凸 凸凹凸
    1+0=+1 ¦¦¦¦|¦ 地水師(ちすいし)
 26―光光光 出入入……援助  凸凸凸 凸凹凹
    1+2=+3 ¦¦¦¦|| 地沢臨(ちたくりん)
 27―光光光 出出入……休息  凸凸凸 凸凸凹
    1+3=+4 ¦¦¦¦¦| 地雷復(ちらいふく)
 28―光光光 出出出……軟強  凸凸凸 凸凸凸
    1+1=+2 ¦¦¦¦¦¦ 坤為地(こんいち)
 29―光光光 入出出……新天地 凸凸凸 凹凸凸
    1-0=+1 ¦¦¦|¦¦ 地山謙(ちさんけん)
 30―光光光 入出入……伝達  凸凸凸 凹凸凹
    1-2=-1 ¦¦¦|¦| 地火明夷(ちかめいい)
 31―光光光 入入入……亀裂  凸凸凸 凹凹凹
    1-3=-2 ¦¦¦||| 地天泰(ちてんたい)
 32―光光光 入入出……循環  凸凸凸 凹凹凸
    1-1=-0 ¦¦¦||¦ 地風升(ちふうしょう)

 秋の曇った日            季節  母子父
 33―影光光 出入出……変態 凹凸凸 凸凹凸
   -0+0=+0 |¦¦¦|¦ 山水蒙(さんすいもう)
 34―影光光 出入入……結実 凹凸凸 凸凹凹
    -0+2=+2 |¦¦¦|| 山沢損(さんたくそん)
 35―影光光 出出入……楽観 凹凸凸 凸凸凹
    -0+3=+3 |¦¦¦¦| 山雷頤(さんらいい)
 36―影光光 出出出……浸出 凹凸凸 凸凸凸
    -0+1=+1 |¦¦¦¦¦ 山地剥(さんちはく)
 37―影光光 入出出……飛躍 凹凸凸 凹凸凸
    -0-0=-0 |¦¦|¦¦ 艮為山(ごんいさん)
 38―影光光 入出入……共鳴 凹凸凸 凹凸凹
    -0-2=-2 |¦¦|¦| 山火賁(さんかひ)
 39―影光光 入入入……対峙 凹凸凸 凹凹凹
    -0-3=-3 |¦¦||| 山天大畜(さんてんたいちく)
 40―影光光 入入出……選別 凹凸凸 凹凹凸
    -0-1=-1 |¦¦||¦ 山風蠱(さんぷうこ)

 冬の晴れた日            季節  母子父
 41―影光影 出入出……遺伝 凹凸凹 凸凹凸
    -2+0=-2 |¦|¦|¦ 火水未済(かすいびせい)
 42―影光影 出入入……腐敗 凹凸凹 凸凹凹
    -2+2=+0 |¦|¦|| 火沢睽(かたくけい)
 43―影光影 出出入……風雲 凹凸凹 凸凸凹
    -2+3=+1 |¦|¦¦| 火雷噬嗑(からいぜいこう)
 44―影光影 出出出……密閉 凹凸凹 凸凸凸
    -2+1=-1 |¦|¦¦¦ 火地晉(かちしん)
 45―影光影 入出出……帰省 凹凸凹 凹凸凸
    -2-0=-2 |¦||¦¦ 火山旅(かざんりょ)
 46―影光影 入出入……内包 凹凸凹 凹凸凹
    -2-2=-4 |¦||¦| 離為火(りいか)
 47―影光影 入入入……潜伏 凹凸凹 凹凹凹
    -2-3=-5 |¦|||| 火天大有(かてんたいゆう)
 48―影光影 入入出……包容 凹凸凹 凹凹凸
    -2-1=-3 |¦|||¦ 火風鼎(かふうてい)

 冬の曇った日            季節  母子父
 49―影影影 出入出……蜂起 凹凹凹 凸凹凸
    -3+0=-3 |||¦|¦ 天水訟(てんすいしょう)
 50―影影影 出入入……侵食 凹凹凹 凸凹凹
    -3+2=-1 |||¦|| 天沢履(てんたくり)
 51―影影影 出出入……震動 凹凹凹 凸凸凹
    -3+3=+0 |||¦¦| 天雷无妄(てんらいむぼう)
 52―影影影 出出出……周知 凹凹凹 凸凸凸
    -3+1=-2 |||¦¦¦ 天地否(てんちひ)
 53―影影影 入出出……解放 凹凹凹 凹凸凸
    -3-0=-3 ||||¦¦ 天山遯(てんざんとん)
 54―影影影 入出入……放漫 凹凹凹 凹凸凹
    -3-2=-5 ||||¦| 天火同人(てんかどうじん)
 55―影影影 入入入……発芽 凹凹凹 凹凹凹
    -3-3=-6 |||||| 乾為天(けんいてん)
 56―影影影 入入出……啓発 凹凹凹 凹凹凸
    -3-1=-4 |||||¦ 天風姤(てんぷうこう)

 春の曇った日            季節  母子父
 57―影影光 出入出……解散 凹凹凸 凸凹凸
    -1+0=-1 ||¦¦|¦ 風水渙(ふうすいかん)
 58―影影光 出入入……保全 凹凹凸 凸凹凹
    -1+2=+1 ||¦¦|| 風沢中孚(ふうたくちゅうふ)
 59―影影光 出出入……忍耐 凹凹凸 凸凸凹
    -1+3=+2 ||¦¦¦| 風雷益(ふうらいえき)
 60―影影光 出出出……光門 凹凹凸 凸凸凸
    -1+1=+0 ||¦¦¦¦ 風地観(ふうちかん)
 61―影影光 入出出……抑止 凹凹凸 凹凸凸
    -1-0=-1 ||¦|¦¦ 風山漸(ふうさんぜん)
 62―影影光 入出入……入魂 凹凹凸 凹凸凹
    -1-2=-3 ||¦|¦| 風火家人(ふうかかじん)
 63―影影光 入入入……完璧 凹凹凸 凹凹凹
    -1-3=-4 ||¦||| 風天小畜(ふうてんしょうちく)
 64―影影光 入入出……夢遊 凹凹凸 凹凹凸
    -1-1=-2 ||¦||¦ 巽為風(そんいふう)

2012年7月21日土曜日

―季節の考え方―

_季節は、その場所の気温や天候などを参考にする。また、直接
の季節ではなく、喜怒哀楽を「春は喜び」「夏は怒り」「秋は哀
しみ」「冬は楽しみ(苦しみ)」のように季節に当てはめて、感
情をもとに調べることもできる。
 なお、冬の楽しみ(苦しみ)は、雪に閉ざされたりして活動が
しにくいため、仕事ができないので楽になるのであって、経済的
には悪くなるので苦しみも含まれる。
 季節の変わり目は、前の季節も調べる。例えば冬から春の間な
ら、冬と春を調べて、その影響を考えて判断する。
 季節は「影」と「光」で考える。


―影と光の考え方―

 「影」は、隠れていて、ネガティブな状態。凹でも表記する。
一般的な易では「陽(|)」。
 「光」は、表面化して、ポジティブな状態。凸でも表記する。
一般的な易では「陰(¦)」。
 このように、「影」と「光」は、一般的な易のイメージとは違
うので注意してほしい。

  季節は「影」と「光」の組み合わせで以下のように決めている。
だから、自分で組み合わせを考えて悩む必要はなく、季節を選べ
ばいいだけだ。

                      天地人
春の晴れた日、突風………光影光 凸凹凸 +0
夏の曇った日、霧雨………光影影 凸凹凹 +2
夏の晴れた日、雷雨………光光影 凸凸凹 +3
秋の晴れた日、蒸発………光光光 凸凸凸 +1
秋の曇った日、木枯らし……影光光 凹凸凸 -0
冬の晴れた日、風雨………影光影 凹凸凹 -2
冬の曇った日、雪…………影影影 凹凹凹 -3
春の曇った日、凍結………影影光 凹凹凸 -1

 晴れた日は、ポジティブな影響が増す。
  春と秋は天が「光(凸)」の時。
  夏と冬は地が「光(凸)」の時。
 曇った日は、ネガティブな影響が増す。
  春と秋は天が「影(凹)」の時。
  夏と冬は地が「影(凹)」の時。
 晴れた日と曇った日は「昼と夜」「前半と後半」「表と裏」な
どと考えることもできる。

 循環は「母子父の決め方」で書いたものと同じ。

天が3 地が2 人が1
凸が「+」 凹が「-」
地と人を優先して計算する。
天と地が同じ記号なら割り算になる。

  天 地 人      天地人
 +3 - (2 + 1) = +0  凸凹凸
 +3 / (2 + 1) = +1  凸凸凸
 +3 - (2 - 1) = +2   凸凹凹
 +3 / (2 - 1) = +3   凸凸凹

 -3 + (2 + 1) = -0   凹凸凸
 -3 / (2 + 1) = -1   凹凹凸
 -3 + (2 - 1) = -2   凹凸凹
 -3 / (2 - 1) = -3    凹凹凹

 これを、太陽の黄経上の位置が0度(二十四節気の春分)を起
点として、季節を割り振る。
 春は+0と-1、秋は+1と-0で季節の変わり目となり、夏は+2と+3
で気温の上昇を示し、冬は-2と-3で気温の低下を示す。すると以
下のような配置とグラフになる。

    春  夏     秋    冬     春
  天 凸 凸 凸 凸 凹 凹 凹 凹
  地 凹 凹 凸 凸 凸 凸 凹 凹
  人 凸 凹 凹 凸 凸 凹 凹 凸
    +0  +2  +3  +1  -0   -2   -3   -1

+3 ↑          *
+2 ↑     *
+1 ↑                *
0 --*------*-------
 -1 ↓                                  *
 -2 ↓                        *
 -3 ↓                             *

 地は海とも解釈でき、海は地上の季節より1クール遅れる。
(地上が春の時、海中は冬)だから、地の凸と凹が二つ分ずれ
ている。


季節(光と影)の循環

   →光影光(凸凹凸)→光影影(凸凹凹)→
  ↑                         ↓
影影光(凹凹凸)            光光影(凸凸凹)
  ↑                         ↓
影影影(凹凹凹)            光光光(凸凸凸)
  ↑                         ↓
   ←影光影(凹凸凹)←影光光(凹凸凸)←


 この季節と母子父の組み合わせで綿密な判断をする。

2012年7月14日土曜日

―母子父の判断例2―

_次に引きこもりは悪なのかを考える。
 子供が引きこもりで、母親が悩んでいるとし、父親も悩んでは
いるが、家庭をあまりかえりみないとして、そのまま母子父の関
係にあてはめる。
 母親は子供の世話をやいているので、母は「入」とする。
 子は引きこもりなので「入」で、この状態は変更できないもの
とする。
 父親は今のところ積極的に解決しようとしていないので父は
「出」で考えてみる。

―入入出―凹凹凸(||¦)
 母と子が「入」、父が「出」は、停滞。
 争いは始まったが、どちらも譲らず、泥沼になっている。
 仲裁する者がなく混乱している。

 まだ家庭の中での悩みであり、外部には知られていない状態な
ので、お互いになんとか我慢していられる。
 この状態を改善するために子が「入」のすべてを見てみる。

―出入出―凸凹凸(¦|¦)
 母が「出」、子は「入」、父が「出」は、転機。
 新しい者が勝ち、状況が変化する。
 古い考えが通用しなくなり、混乱する。
 新産業の誕生。

 母親が子供に古い考えを押し付けてはいないだろうか?
 引きこもりを悪と考えるのではなく、新しいライフスタイルと
考えてみる。
 家庭のことは子供に任せて女の子なら専業主婦、男の子なら専
業主夫の状態にし、母親は外に目を向けて父親と一緒に収入を得
ることや趣味に打ち込むようにしてみる。
 どちらにしても子供がひとり立ちできなければ意味がないので、
その訓練になるだろう。

―出入入―凸凹凹(¦||)
 母が「出」、子は「入」、父も「入」は、投資。
 主導権を握っていた方が譲り、新しい者が力を得る。
 新規参入。

 こちらも母親が子供に自分の仕事を譲り、少し距離をおく。そ
して、父親が子供に自分の仕事の手伝いをさせるなど、子供に助
けを求める。
 子供の新しい発想を利用して事業を始めるのもいいだろう。
 子供がダメになったと決めつけるのではなく、子供の才能をよ
く見極めることだ。

―入入入―凹凹凹(|||)
 母も子も父も「入」は、対抗。
 お互いに譲り合わない、綱引き状態。
 にらみ合いが続いて、解決の糸口が見つからない。

 この状態が一番最悪だろう。
 母親も父親も子供を閉じ込めているだけで、さらに引きこもり
の状態を助長しているようなものだ。
 自分たちが正しく、子供は異常と考えている限り、何も解決し
ない。

 以上のように、子供が役に立つことを自覚するように、親はサ
ポートすることで、子供が自信を取り戻せば、家庭は強固になり、
発展も期待できる。

2012年7月7日土曜日

―母子父の判断例1―

_何かと対立することが多い日中問題で考えてみる。
 現在の中国は日本を超えた経済大国となりつつある。そこでビ
ジネス競争をみるため、母と子は両国の民間企業で、父は政府と
して調べてみる。
 現在、投資しているのが日本とすれば、母は日本、子は中国と
なる。
 母が日本なので父は日本政府になる。
 日本の民間企業は中国に積極的に投資しようとしているので
「入」。
 中国の民間企業も日本経済を追いこそうと関心を持っているの
で「入」。
 これに日本政府がなにかと介入する「入」だと「入入入」にな
り、

―入入入―凹凹凹(|||)
 母も子も父も「入」は、対抗。
 お互いに譲り合わない、綱引き状態。
 にらみ合いが続いて、解決の糸口が見つからない。

 子が母と同じレベルに成長して父が介入している、反発しあう
状態。
 両国の関係を良くするには回復の「入出出」にすることで、

―入出出―凹凸凸(|¦¦)
 母は「入」、子が「出」、父も「出」は、回復。
 主導権を握っている方が勝ったが、損害が大きく利益が失われ
る。
 少しずつ正常になっていく。

 日本の民間企業はこれまでどおり投資を続けるが、中国の民間
企業は日本よりもアメリカなどの他国に目を向けさせる。そうす
るためには日本政府は中国に追いこされたことを認めて口出しし
ないことだ。

 仮に中国政府が主導権を握れば、中国の民間企業が母になり、
日本の民間企業が子になる。
 中国の民間企業は日本に関心を持たなくなる「出」。
 日本の民間企業は中国の市場を無視できないので「入」。
 中国政府が日本に警戒を続ける「入」だとすると「出入入」に
なり、

―出入入―凸凹凹(¦||)
 母が「出」、子は「入」、父も「入」は、投資。
 主導権を握っていた方が譲り、新しい者が力を得る。
 新規参入。

 今のアメリカと日本の関係と同じようになり、日本の民間企業
は警戒をされながらも投資はうまくいく。
 もし中国政府の警戒がなくなり、中国が日本に投資するように
なれば、中国の民間企業が投資するので「入」。
 中国が投資するということは内需も自前でできるようになった
と考えられ、日本の民間企業は中国の市場から締め出される可能
性があるので「出」。
 そのため中国政府の警戒がなくなったとすれば「出」で「入出
出」となり、

―入出出―凹凸凸(|¦¦)
 母は「入」、子が「出」、父も「出」は、回復。
 主導権を握っている方が勝ったが、損害が大きく利益が失われ
る。
 少しずつ正常になっていく。

 日本政府も太刀打ちできなくなり、関係は回復せざるおえない。
 日本としては両国の民間企業が協力関係を強化して他国に目を
向け、両国の政府もそれに介入しないことだろう。
 中国の民間企業が日本以外の他国に目を向け、日本を相手にし
ない「出」。
 日本の民間企業も中国以外の他国に目を向け、中国の市場には
深入りしない「出」。
 中国政府が口出しせず「出」になれば、「出出出」となり、

―出出出―凸凸凸(¦¦¦)
 母も子も父も「出」は、安定。
 争いはなく、それぞれが共に利益を上げ、不満がない状態。
 何も変化がないので、発展もしづらい。
 マンネリになりやすい。

 両国の関係は安定する。
 日本が莫大な利益を得ることはできないが、仮にアメリカが低
迷しても中国がその保険になる。

2012年6月30日土曜日

―三天二地―

_易経では「三天二地」という考え方があり、なぜ天が三で地が
二なのかは諸説ある。
 一つは、天を一とし地を二とするが、天は地も含まれるので、
一と二を足して三にしたというもの。もう一つは、天は円形で表
され、円周は直径の三倍(昔は円周率を三としていた)なので天
は三とし、地は方形で表され、正方形の周囲は、一辺の四倍だが、
長方形は異なる二辺を足したものの二倍なので、地を二としたと
いうもの。しかし、どちらにも人についての数値が示されていな
い。
 私は、天を三次元とし、地を二次元、人は天と地の間にある一
つの点にすぎないのではないかと思う。そして、四次元を表すた
め、時間は以下の循環にあり、これとは別に三つの陰陽の組み合
わせで季節(以降で説明する)を表し、それを母子父との組み合
わせで六十四卦にしたのではないかと解釈している。

天が3 地が2 人が1
凸が「+」 凹が「-」
地と人を優先して計算する。
天と地が同じ記号なら割り算になる。

  天 地 人       天地人
 +3
- (2 + 1) = +0  凸凹凸
 +3 / (2 + 1) = +1  凸凸凸
 +3
- (2 - 1) = +2   凸凹凹
 +3 / (2
- 1) = +3   凸凸凹

 
-3 + (2 + 1) = -0    凹凸凸
 
-3 / (2 + 1) = -1    凹凹凸
 
-3 + (2 - 1) = -2    凹凸凹
 
-3 / (2 - 1) = -3     凹凹凹

 これを、太陽の黄経上の位置が0度(二十四節気の春分)を起
点として、季節を割り振る。
 春は+0と-1、秋は+1と-0で季節の変わり目となり、夏は+2と+3
で気温の上昇を示し、冬は-2と-3で気温の低下を示す。すると以
下のような配置とグラフになる。

    春   夏   秋    冬   春
  天 凸 凸 凸 凸 凹 凹 凹 凹
  地 凹 凹 凸 凸 凸 凸 凹 凹
  人 凸 凹 凹 凸 凸 凹 凹 凸
    +0  +2  +3  +1  -0   -2   -3   -1

 +3 ↑           *
 +2 ↑      *
 +1 ↑                 *
  0 -*-----
- *---------
  -1 ↓                                      *
  -2 ↓                            *
  -3 ↓                                 *


 母子父の循環
  →出入出(凸凹凸)→出入入(凸凹凹)→
  ↑                               ↓
入入出(凹凹凸)         出出入(凸凸凹)
   ↑                               ↓
入入入(凹凹凹)         出出出(凸凸凸)
   ↑                               ↓
  ←入出入(凹凸凹)←入出出(凹凸凸)←


―出入出―凸凹凸(¦|¦)
 母が「出」、子は「入」、父が「出」は、転機。
 新しい者が勝ち、状況が変化する。
 古い考えが通用しなくなり、混乱する。
 新産業の誕生。

―出入入―凸凹凹(¦||)
 母が「出」、子は「入」、父も「入」は、投資。
 主導権を握っていた方が譲り、新しい者が力を得る。
 新規参入。

―出出入―凸凸凹(¦¦|)
 母と子が「出」、父が「入」は、準備。
 状況を把握するため情報収集をしている。
 直接の争いはまだなく、様子を見ている。

―出出出―凸凸凸(¦¦¦)
 母も子も父も「出」は、安定。
 争いはなく、それぞれが共に利益を上げ、不満がない状態。
 何も変化がないので、発展もしづらい。
 マンネリになりやすい。

―入出出―凹凸凸(|¦¦)
 母は「入」、子が「出」、父も「出」は、回復。
 主導権を握っている方が勝ったが、損害が大きく利益が失われ
る。
 少しずつ正常になっていく。

―入出入―凹凸凹(|¦|)
 母は「入」、子が「出」、父が「入」は、継承。
 元の鞘(さや)に収まる。
 現状のまま、何も変わらない。

―入入入―凹凹凹(|||)
 母も子も父も「入」は、対抗。
 お互いに譲り合わない、綱引き状態。
 にらみ合いが続いて、解決の糸口が見つからない。

―入入出―凹凹凸(||¦)
 母と子が「入」、父が「出」は、停滞。
 争いは始まったが、どちらも譲らず、泥沼になっている。
 仲裁する者がなく混乱している。

2012年6月23日土曜日

―父の存在―

_次に生き物は、細胞分裂の増殖では同じ遺伝子しか受け継がな
いため、環境の変化に弱い。それに対応するために他の遺伝子を
もつ生き物との生殖活動をするようになり、父が現れる。だから
「母子父」の関係が成り立つ。
 父は環境の変化に強い子を産むための情報収集をする母のサポー
ト役となる。そして母は、父の集めた情報を分析して、多様な個
性のある子を創造する。その多様な個性のある子の中から、環境
に順応し母に対抗できる者だけが生き残る。
以上のことから老子易では、母が創始者の役割、子は新参者の
役割、父は母の協力者の役割をする。
 これを今でも続けているのが微生物のミジンコで、メスは環境
のいい場所に卵から孵化して現れ、単独で子を産み増やす。
(メスは卵の時から精子を体内に保存している)
産まれた子はすべてメス。ところが環境が悪くなりそうだとオ
スを産むようになり、産んだオスとの生殖により卵を産む。こう
して卵の状態で環境が良くなるのを待つ。


―母子父の関係―

 母―主導権を握っている強い勢力。創始者。情報分析。
 子―母を目指している弱い勢力。対抗馬。新参者。新しい思考。
 父―母と関係がある者。母の協力者。付き合っている者。情報
   収集。


―母子父の決め方―

 あなたは母か子のどちらになるか?
 あなたが有利な立場や最初に行動しているのであれば、あなた
が母。そうでなければ子になる。
 協力者や付き合っている者(父)がいるか?
 あなたの協力者や付き合っている者が関係している場合、あな
たは母になる。そして、協力者や付き合っている者が父になる。
 相手に協力者や付き合っている者(父)がいて、あなたが新参
者の場合、あなたが子になり、あなたと対立している者が母にな
る。
 あなたと相手の両方に協力者(父)がいて、どちらもはずせな
い場合は、2通りの母子父を調べて判断する。
 
 こうして決まった母子父の順番で、距離感をあらわす「入」と
「出」をあてはめてみる。

―入と出の考え方―

 「入」は、近い場所にいて関心をもち、影響力がある。凹でも
表記する。一般的な易では「陽(|)」。
 「出」は、遠い場所にいて無関心で自由に行動できる状態。凸
でも表記する。一般的な易では「陰(¦)」。
 このように、「入」と「出」は、一般的な易のイメージとは違
うので注意してほしい。
 ところで、どちらかが近い場所にいれば、相手も近い場所にい
ることになるが、相手は近くにいることを知らないこともある。
あるいは近くにはいたくない場合は「出」となる。これは遠い場
合も同じで、お互いに離れた場所にいても相手に近づこうとした
り、影響力があれば「入」となる。

2012年6月16日土曜日

―母・子の判断例―

_親の仕事を子が引き継ぐ世襲で考えてみる。
 まだ親が現役で働いているうちに子が同じ仕事をすると、親の
七光りがつきまとい老子易でみれば、母と子が一緒に居る「入入」
で冬の状態。
 このままだと共倒れになる。
 親が子を突き放して他で修行させ、それを子が受け入れて出れ
ば「入出」で秋になる。 
 子に経験という収穫が得られるだろう。
 親が引退して子のやることに口出しせず、知らん顔をして「出
出」になれば夏になり、親の七光りは消え、子は自ら困難を乗り
越えることで評価されるようになる。
 実力をつけた子が帰り、親とは違う新しい道を歩みだすと「出
入」で春になり、新しい時代を切り開くことになる。
 これを実践したのが画家のパブロ・ピカソだ。
 ピカソの父は画家で美術学校の教師をしていたが、ピカソが子
供の時、絵画の才能に気づき、父は画家を辞めてしまう。そして
ピカソは大人顔負けの写実的な絵画を描いたが、このまま大人に
なれば普通の画家にしかならない。そこでピカソは苦悩しながら
新しい画法を探し、今知られているキュ―ビズムにたどりついた。

 マンネリ化した恋愛で考えてみる。
 仮に主導権を握っているのを彼として、彼が母で、彼女が子と
する。
 彼が強引で、彼女が束縛されていると感じているのなら、母は
「入」で子は無理やりの「入」と考えられる。

―入入― 凹凹(||)
 母も子も「入」は、静で冬。
 母と子が同じ力を持ち、争っても勝敗がつかない。
 こう着状態。

 やはりマンネリになっていることがあらわれている。
 近くにいても話をせず、静かな冷戦状態ということだ。

 彼女が悩んでいるとしたら、
 彼女が彼の性格を理解できていないのなら、よく観察してみる
ことだ。必ず弱みが見つかるはずだ。
 もし彼の性格を理解していて、それを我慢できないのであれば、
今は別れの準備をする段階で、強引に別れようとしても無理だろ
う。そうすれば、いずれ別れるチャンスが訪れる。
 別れるのが嫌なら、話をして彼に自分の性格をよく理解しても
らうように努力することだ。

 彼が悩んでいるとしたら、
 自分は提案するだけにとどめ、決定権を彼女に譲ることだ。
 自分の提案が認めて欲しければ、自分の気持ちを素直に話し、
努力することになるだろう。弱みを見せる勇気も必要だ。
 彼女の決定したことに従うと、新たな発見があるかもしれない。

 このように季節からイメージされることを手がかりにして、現
状を知り、問題解決の方法を見つけだすのが老子易の基本だ。
 物事には順序があり、種からいきなり花は咲かない。